VICTOR SX-500
先ほど、やっと鳴らし切れました!! (/・ω・)/
これほどまでに、鳴らしにくい、鳴らない、スピーカーシステムは他に無いかもしれません。
最終セッティングの写真を見て下さい。
昨日までのセッティングは (゜o゜)
写真を撮った角度が少し異なりますが、違いは分かりますか???
店主が鳴らし切れたヒントが写っています。
昨日、ヒバキューブでCDプレーヤーを支持すると音が激変するとお伝えしました。
本日はもう少しセッティングを詰めて、ヒバキューブの五点支持に変更してあります。
この効果も無縁ではないとは思いますが、昨日の時点でもSX-500は微笑んでくれていません。
令和五年二月十六日木曜日、お客さまのKさまにもSX-500を聴いて頂きました。
翌日、Kさまから試聴の感想を頂いております。
『Victor SX500 さすがのスケール感、他のものと比べると化粧が厚め、色気ある夜 の熟女という感じでした。濃厚。』
Kさまの感想がこれまでの鳴り方全てを表して下さいました。
ボリュームを上げれば、20センチの2ウェイとは思えないほど、音は十分厚くて濃厚なのですが、高域が直線的で、もうひとつシットリと鳴らない…音がまとまらない。
これが店主の不満でした。(-_-)
原因がスピーカースタンドの高さと仮定して、昨日も純正のスピーカースタンドLS-500でいろいろと試してみましたが…
逆に音は曇り、聴けた音では、あーりませんでした。
失敗っす!! (>_<)
そして、昨日中に硬い木製スタンドに再セッティングしたのです。
音源のCDは、音質をすんげぇー向上させたのに…
SX-500には、劇的な変化が見られない…( ;∀;)
店外では音漏れするほど鳴り響き、店内でも試聴位置から離れた入口付近では厚く聴こえるのですが…
試聴位置では音がまとまらない!! 音の空振りか!!
はたと(=゚ω゚)ノ 気付いた店主でした。
SX-500の背面にはSB-700を置いていましたが、ツィーター背面には反射が無い!!
そこで、あり合わせでCHR-70や小型スピーカーをSX-500の背面、SB-700の上に反射壁として置きました。
大正解!!
ホーンツィーターのように全面へ突き進んでいた高域が、後面の反射により奥行感と自然な響きに変化しました。
ビックリ (=゚ω゚)ノ
音がまとまった瞬間です。
6BQ5シングルアンプのボリュームは、noonのボーカルでセンター位置に合わせて試聴開始です。
ボリュームの位置は九時ほどに固定し、ソフトにより音量を変えることは禁止としました。
noonのボーカルから!!
noonの声が艶っぽく感じます。
音場感もCHR-70と大差がなくなってきました。
続いて、CrossTalkの「白い森の音楽祭」を!!
これまでにない高い解像度で聴かせます!!
清吾サックスが、ちはるピアノが生演奏のようだ!!
ライブとなればケイコ・リーさんも (/・ω・)/
ボーカルが静かに、静かに、歌い上げます。シェルブールの雨傘 ☔
JAZZもすんばらしc~♬
VICTOR SX-500をまとめまする。
鳴らし切れば、これほど、密閉式で能率は高く、音色に癖はなく、高解像度で、音は厚く、力のあるスピーカーシステムはないと思います。
球で十分に鳴って、高品質の入力であれば、十分に答えてくれるスピーカーシステムでした。
あくまでも、鳴らし切れればの話です。
たぶん、当時購入した方はSX-500を鳴らし切れなかったでしょう。
非常に残念ですが、現在の評価があまり高くないからです。
最後に、試聴下さったKさまからの返信にも感想を頂いておりました。
紹介させて頂きます。
『…前略…SX-500は正直あんな鳴り方するとは思いませんでした。
充分メインで使えるスピーカーです。
実家に置いてあるDIATONE DS-A7が同じくらいの値段ですが
今だったらこちらを買いますね。…後略…』