ONKYO D-102CX
入荷いたしましたぁ~!!
昨日、二回目のご来店になったTさまからお売り頂いたのです。
Tさま!! ありがとうございました。m(__)m
さて、今回のお知らせはD-102CXの入荷だけではなく、話は少し奥が深くなります。
お客さまがお帰りになった後も、店主一人でD-102CXを聴き続けました。
高域の音質は良いのですが、低域がハッキリせず。中域も店主にとっては不快な音に聴こえたのです。
当時のD-102CXは、ペアで27,000円!!
「こんなものか」と思ってしまいそうですが、D-102やD-202シリーズの音(特にピアノ)に間違いはありません。
何度も申しますが、オーディオは価格やブランドが第一ではあーりません!!
ウーハーには12センチのシルクOMFが奢られ
高域には高品質なコンデンサーが使用されているようです。
イノシシ年の店主は探求心が旺盛なので、本日は鳴らし切る覚悟をいたしました。
ヒバキューブにより、アンプへ入力するCDの出力は高音質となっています。
疑うのは球アンプかケーブルの組み合わせしかありません。
試しに、電源ケーブルとRCAケーブルを交換しました。
ツナギ合わせが悪い場合もありますから…
電源ケーブルはPAD→ ベルデンに 👐
RCAケーブルはシルテック→CANAREに 👍
嫌な音の中低域に変わりありませんでした。中途半端と言おうか倦怠感のする
いゃーな音 (>_<)
ここで、アンプを交換します!!
同じ6BQ5のシングルアンプですが、チョークトランスを積んでいません。
なお、RCAケーブルはCANAREの赤白を継続使用しました。
このアンプの電源ケーブルはベルデンが使われていましたので、一応紹介いたしますね。
さぁ~試聴開始です!!
ソフトは、いやーな感じで聴こえた
「ヨーロピアン・ジャズトリオ」
をそのまま!!
あの!! 嫌な中低域音が消えました!!
生なましいベースの演奏がスピーカー間の中央から聴こえます。
とても12センチのウーハーから出ているとは思えません。
高域は更に透明度を増し、キラキラっと空間に消える上品な、抜けの良い高域に変わったのでした。
あくまでも、店主の仮説ですが原因が分かりました。
スピーカーの背面を見ると「あるはずのないもの」が見えたのでっす (゜o゜)
分かりますか!? リアのバスレフポートっす!!
フロントバッフルの写真を見て下さい
バスレフポートはフロントだけではなかったのです (;´∀`)
ダブルバスレフではなく、D-102CXはツインバスレフだったのです。
もっと言えば、前後バスレフかなぁ~(/・ω・)/
WATZのアンプが悪い訳ではなく、D-102CXを鳴らすには力不足だったのでしょう。
もっとも、D-102CXは非常に奥行のあるエンクロージャーでした。
このエンクロージャーに前後バスレフ…
10センチのウーハーを鳴らすためには、とても力が必要な気がします。
チョークコイルがある意味で低域用のフィルターならば、このツインバスレフに必要な低域帯がD-102CXに与えられず、嫌な付帯音に結びついたのかもしれません。
もともと、D-102CXを球で駆動することは、設計段階で考えられていないでしょうし…。
さぁ~入力が変わった、D-102CXがすばらしい音で鳴ったのは想像以上でした。
D-102CXに使用されている各ユニットは、ONKYOでは熟成しきったものです。
クラシックの弦から、ボーカルにジャズのベースまで、繊細なディテールで聴こえました。
まるで、フルレンジが鳴っているような素直な鳴り方です。
ONKYO D-102CX
すばらしいc!! スピーカーシステムです 👍
では、せっかくですから、これからVICTORのSX-500を鳴らしてみたいと思います。
SX-500が、どのように、変わるのか、変わったのかは???
『ヴィンテージ国産スピーカーを聴く №88Ⅱ』
で、紹介したいと思います。
はは!! (-_-) Kさま!! ぜひ、お楽しみに 👐
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