TRIO LS-1000
今回は結論から申し上げます(_ _)
すばらしい スピーカーです!!
店主が聴いた、国産のスピーカーシステムの中ではトップクラスです。
言い方を変えれば、店内で聴いたスピーカーでも三本の指に入ります。
ただし、最近のシステムで聴いたのはソナスくらいですが…。
一言で表すと「3Dスピーカー」です。
ソフトに入っている音楽?録音された内容の「奥行」「高さ」「幅」全てを再現しました。
恐ろしいほどです。
「LS-1000」でググると、いろいろな方の試聴記を読むことができます。
ある方は「…硬さが顔をのぞかせる中高域…」、またある方は「…扱うには難しいスピーカー…」、更にある方は『…「バランスが良いスピーカー」という高評価のユーザーは真空管のユーザーが多いというのが面白い。』とありました。
今回、使用したのは「P610B」のままで、ケリーの300BといつものCDプレーヤーで全く変更はありません。
完璧な鳴り方です。文句のつけどころが無いでしょう。
強いて言えば、音楽性が欲しいところかな??
いいや「響き」かな…バイオリンなど、弦楽器の木の響きです。
ただ、店主のセッティングは店の在庫=「ありもの」ですから、スピーカースタンドやベースボードを詰めて行けば、きっと生々しい弦楽器の響きが聴こえるはずです!!
残念ながら、当店には突き詰める在庫が現在ありません…。残念…
ぜひ、響きの良いスタンドで鳴らしてあげたい。とくに、海外製の…(-.-) 金属で四本脚の…
店主の経験上、素性の良いスピーカーは「フルレンジ」のように鳴ります。
まさしく「LS-1000」は「フルレンジスピーカー」の如く鳴っていました。
「ツィーター」と「スコーカー」に「平面ユニット」を採用していることと、「スピーカーボックス」を小型に抑えているところを鑑みると、きっと設計者の意図するところではないでしょうか。
最後に、当店の「LS-1000」には標準装備の「サランネット」の他にオプションの「G-1000」もありました。
「G-1000」はアルミフレームのグリルです。
明日は「G-1000」のグリルを装着して聴いてみますね。また、表情が変わるかもしれません。
【注意】
「LS-1000」は同サイズのスピーカーと同じ持ち方をしますと危険です!!
重量は33キロもありますし、重量バランスはバッフル側に集中します。
取り扱いには十分注意が必要です。
今回は「TRIO」の「LS-1000」を紹介いたしました。