ＰＩＯＮＥＥＲ ＡＳ－２２＋ＬＥ－Ｂ２０
半世紀前にＰＩＯＮＥＥＲから、スピーカーシステムキットと専用エンクロージャーが販売されていました。
今回紹介するのは、２０センチ２ウェイキットのＡＳ－２２を
(前の持ち主はエンクロージャー側面に付属のシールを貼ったようですね)
専用エンクロージャーのＬＥ－B２０に組み入れたスピーカーキットの完成システムです。
実は、このスピーカーシステムの紹介を昨年すでに計画していたのですが、両Ｃｈ共にツィーターから音が出なかったため、当店の技師に修理を依頼していました。
修理が終わったのが、Ｄ－１０００のツィーター修理後だったので今回やっと紹介することが出来たのです。
このツィーターの修理が一番大変だったと、当店の技師が申しておりました。
せっかくですから、ユニットを見て下さい!!
ユニットはキットを示す(たぶん)『Ｋ』の文字が加えられていました。
高域用はＰＴ－Ｋ２で、単品販売されていたＰＴ－２０と同じユニットだと思います。
ナチュラルな高域が特徴でしょう。
続いて、ウーハーを見ます!!
裏からどうぞ!! 👐
２０センチのＰＷ－Ｋ２０です。このウーハーは単品販売はしていませんが、ＰＩＯＮＥＥＲの汎用低域ユニットでしょう。システムステレオやＥシリーズのネットの開かないタイプに使われていそうですね。
続いて、エンクロージャーを見ましょう!!
単品販売のエンクロージャーですから、ＰＩＯＮＥＥＲも手を抜けなかったのだと思います。
表面は突板仕上げて、内部の作りもとても丁寧!!
材料にもお金が掛かっているようですね。
特に目を引くのはバッフル板です。
見て下さい!! このバッフル厚を (゜o゜)
厚さを測ってみました。
合板が３ｍｍ単位だとすると『２１ｍｍ合板』が使われています。
ふつう、２０センチの２ウェのスピーカーシステムには使わない厚さでしょう (-_-;)
スピーカーシステムキットには当然ネットワークも入っています。
拡大すると (@_@)
ちゃんとモデル名として 『ＤＮ－２２』と入っていました。
今回は、ＰＩＯＮＥＥＲ ＡＳ－２２＋ＬＥ－Ｂ２０の前編として、各ユニットやエンクロージャーを紹介いたしました。後編では試聴記をお伝えする予定です。
只今、６ＢＱ５のシングルアンプで試聴中!!
レンジは狭いのですが弦の響きがとても心地良い 👐
技師に言わせると『「Ｄ－１０００」より良い鴨🐤』だって!! (;´∀｀)
さぁ～カレー作ろっと 🍛 !!
次回もお楽しみに!!
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