『 あなたは下から派? それとも上から派??』
店内では現在もONKYOのD-1000を鳴らしている。
RCAケーブルをMITに替えたら、やっと鳴り始めたD-1000。
さる夜のこと、息子とD-1000の鳴り方について話をする機会があった。
「抜けが良く解像度も高いが、中域の厚さがもう少し欲しいところ」と珍しく二人で同じ感想。
すると息子が自分の部屋から一組のRCAケーブルを持ってきた。
フランスのハイエンドメーカー『YBA』製、RCAケーブルである。
「オヤジ!! これ使ってみな!!」
「俺はこの音を聴いてクセになりそうだから、直ぐに使うのを止めた。」
と、彼はポツリと言う。
翌日、さっそくプラグを清掃しAH!のCDPとOTLアンプの間で接続した。
聴いて直ぐに音の変化は感じた。
なかなか、リッチな音で中域は厚く音楽性も高い。
確かにクセになりそうな鳴り方でありD-1000との相性も悪くなさそう。
ただ、今一つ音が落ち着かない・・・音がまとまっていないのだ。( ;∀;)
昨日は暑さのせいか、ひどい体調不良で二十一時半には床に入る。
今朝は嫌な夢を見て三時に目が覚め、店にある柱時計が四時、五時と鳴るのが分かった。
本日はパン販売日なので五時半には起床する。
店内を片付け、パン販売の準備も早々に終わったのでD-1000の最終調整を行う。
もしかしたら音がまとまらない原因かもしれない。
スピーカー端子へのスピーカーケーブルの差し込み方向である。
これまで、D-1000はスピーカーケーブルを上から差し込んでいた。
最終調整はスピーカーケーブルを下からの挿入に変更したのである。
写真は現在の状態。スピーカーケーブルは下から挿入している。
夕方となり閉店後、店主ひとりでじっくりと聴いてみた。
NOONのVOCALが、甘く、ねちっこく、まったりと、糸を引きそうだ。
これまでD-1000の音がまとまらない原因は、スピーカーケーブルを上から挿入していたから…(-_-;)
検証するためにRCAケーブルをMITの『ターミネーター4』に戻し試聴した。
アハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ ハ の ハ!! (/・ω・)/
音の厚さとふくよかさはYBAに譲るとして、MITもスッキリとして良い音となった。
それ以上に
『音にまとまりが出たのだ!!』
スコーカー(中域)がシッカリと前面に出て、D-1000が落ち着いた鳴り方となった。
スピーカーケーブルは下から挿入するのがセオリーだと知っていたが、D-1000は上からが差しやすかった、入れやすかったので(逆に下から入れにくい)差し込み方向を無視していた店主であ~る。
スピーカーケーブルを端子の上から挿入しているあなた。
もし、音がまとまらないのであれば、下から入れ直す、挿入し直すことをぜひお勧めする。
ただし、スピーカーシステムによっては上から挿入すると気持ちが良いものもあるかもしれない。ここは注意が必要である。セオリーがいつも正しいとは限らない。
ちなみにHさまのケーブルは、下から差し込み済み!! ご安心を (/・ω・)/
次回もお楽しみに!!
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