しばらく、オーディオの投稿から離れておりました。
オーディオ再生の問題はシステムではなく、ソフトの録音であるなどと思ってからです。
しかし数日前、店主に誰かがささやきました。
「ロクハンを聴きなさい」と!!
やはり、オーディオは聴いてみたいと思う意欲も大切です。
Mockupには、まだ鳴らしていない、店主が聴いていない、ユニットが沢山あります。
オーム電機で販売していた、アイデン製のようなロクハンや
SANYOのスピーカーシステムに入っていた、CORAL製と思われるフルレンジや
VICTOR製の古いロクハンや、NATIONAL製のコアキュシャルユニットもあります。
ロクハン用のエンクロージャーはP610系が入っているものがあるので、入替て聴こうかと本日から動き始めました。
P610Bが入った、組立キットのKB-610Sは裏ブタを外す必要があるため、ご遠慮して…
P610DBが入っているエンクロージャーを二階から下してきました。
ユニット取付ビスを片側四本外せば、ユニットの交換はできるはず (=゚ω゚)ノ
安易でした…。
内付け寸法は同じとしても、外付けの開口径は各ユニット異なりますね 👐
CORALのOEMユニット(たぶん)は入らず…
オーム電機のユニットは、ビス穴がP610DBとズレました。
エンクロージャーは、奥行きがあるタイプでシッカリとした作りなのですが…
一応、ユニットの写真は撮っておきました。
P610DBを一応聴きましたが、やはりチタンドームの音は『うるさく』店主は好きではあーりません。
こうなると、また店の二階からP610B入りのKB-610Sを下すしか…
片Ch下しました。
左右で聴きましたが、正直、やはりP610DBは作った音…違和感を感じました。
えーい!! もう一本おろすべぇ~ 👐
下しました。二階から必死こいて “(-“”-)”
当初はさっさと、裏ブタを外してユニットを入れ替えるつもりでしたが…
一応、P610Bの音を確認しようと、スピーカー端子に楽器用の接点復活剤を吹いて!!
ちなみにCDはAH!で、アンプはWATZの6BQ5シングルで、三種のケーブルは全てCANARE!!
「えっ!!」
P610DBに比べて、まったく「うるさくない」し、高域に不足もまったく感じない。
ピアノも自然であり、トランペットの再現性も高い。ベースで少しボンツキを感じる程度。
店主、『ヴィンテージ国産スピーカーを聴く №9』で、下記のコメントを書いていました。
前略…「P610B」を当時の価格でとらえると、入力機器やソフトの質をハッキリ音に表わす、とても敏感でCP比の高いフルレンジユニットだと思います。ただし、五十年余も前のユニットですから高域の不足は否めません。きっと、この音色が好きな方には鳴らしきる喜びや感動を与えてくれるスピーカーになるでしょう!!「SX-551」のように、もう少し音に「濃さ」と「深さ」が欲しいところです…。