VICTOR QSL-Z33
本日で鳴らし始めて三日目。
中低域ユニットにパッキンを貼り付けてから、音のまとまりが非常に良くなり、音が前面に出て来るようになりました。
試聴機器は三栄無線の12BH7PPのSA-520Ⅲアンプが、お嫁に行くことが決まり!!
急遽準備したのが…
WATZの6BQ5シングルアンプ。
CDのAH!は変わりなく、今回は、RCAケーブルを息子推薦のドイツ・ノイマンに変更!!
電源ケーブルは、スピーカーケーブルと同じCANAREをチョイス 👐
ノイマンは思っていた以上に解像度が高く、厚くて重心の低い音にビックリっす!!
CANAREも、これまで使っていたXLOより、シッカリとした音色でした。
試聴に入る前に、軽くJAZZを鳴らしていたら「ヒビリ」音に気が付き “(-“”-)”
パッキンが厚すぎたのか、ユニットの取付ビスが緩んでおり、両Chの、中低域ユニットの取付ビスを、マス締めといたしやした。
前日も6時間ほど鳴らしていましたから…
先ずは、Cross Talkの「白い森の音楽祭」から ♫
シンプルな録音であるだけに、シンプルなアンプとの相性はグンバツ 👍
ピアノの弦の響きまでリアルに聴こえます。清吾サックスも、響きの良い会場で生っぽい音っす 👐
かなり大きな、バスレフ型のエンクロージャーで、25センチのウーハーが気持ちよく響きまます。
ダクト径は大きいが、ダクトはとてもみぢかいのだ (/・ω・)/
ある意味、バックロードホーンのようにも聴こえました。
ただ、イスに座って聴くと試聴位置が高く、見下げて聴く感じなので…
スコーカーの位置に耳を合わせるために、店主は床に座りました。
イメージはこんな感じ っす(=゚ω゚)ノ
全く、聴こえ方が変わりました。
大きな、大きな、シャボン玉の中に頭を突っ込んだ感じ。
店主の目前には、演奏会場が拡がります。
アッ!!と言うに寝てしまった店主は、疲れていたのでしょうか… “(-“”-)”
ビルエバンスもとても心地良く 👐
WVNTON KELLVの『ケリー・ブルー』は、今回のシステムにドンピシャでした。👍
先ほどいらした、常連のお客さまも聴きながら、足先でリズムをとっていたほどです。
文句なしの、素晴しい「ボーカル」を聴かせてくれたのは、ケイコ・リーさん (@_@)
ただ、少し苦手もありました。
マイスター・ミュージックが、鳴らないのです “(-“”-)”
『録音がスピーカーと合わない…相性が悪いのです。』
と、ごまかそうとも思いましたが …
「音楽ソースで、スピーカーの得手不得手は無い!!」
が、店主の新年?じゃなくて、信念でもありますから‼️
症状をまとめました 👐
・音像がハッキリしない
・ぼやけた音であり、ホール・トーンや奥行をあまり感じない
・当初からであるが、音が左に寄ってしまう
・ギター🎸はまるで、ツィーターだけで鳴っているよう
先ずは、目の前に置いてあるテーブルを脇に移動し、スピーカー前方の音道を確保!!
はい👐 少しは、聴けるようになりました。
続いて、気になる音の偏りを探したのです。
まぁ~原因は球アンプしか、あーりませんね。
ボーリュームの「ゼロ位置」が左右で異なっていました。
左Chが下がっていましたので、六角レンチでボリュームノブ緩めて、取り付け位置を調整!!
下の写真は調整後の写真です。
おおぅ!! ドンピシャ👍
センターに音圧がまとまりました。
さぁ~(/・ω・)/
最後は、ぼやけた音っすね。心当たりがありんす!!
ここっす!! (@_@)
アンプの端子とRCAケーブルの清掃が未実施でした。
結果は (゜o゜)
店主の初期的なミスでした。真っ黒に汚れていました。
演奏が蘇りました!!
マイスター・ミュージックの録音は、端子の汚れで音が濁るほど、情報量が多いのでしょうね。
あまりにビックリして、最後はAH!CDプレーヤーの端子も磨き清掃完了です。
ここで、最初に試聴した
Cross Talkの「白い森の音楽祭」を再度試聴しました。
もっと、もっと、スッキリした演奏となりました。
ピアノもサックスも情報量が増えましたが…
清吾サックスの高音がツィーターから出て来るのが、しっかり分かってしまい…”(-“”-)”
3ウェイの難点が見えて?聴こえてしまいました。
最後に疑問に思っていることを検証します。
下の写真はスコーカーのコーン紙の拡大写真!!
続いて、AIWA・SC-61のウーハーのコーン紙を拡大!!
そしてSaundeviceの、フルレンジのコーン紙
同じ六角のプレス跡です。
そして、これはVICTORのFB-5のウーハーのコーン紙。ホーレー社製かな。
ザル?メッシュ??を押し付けた後は、QSL-Z33と似ていました。
プレス跡はアイデン(タモン)とVICTORとは全く異なっていたことで!!
この、VICTOR QSL-Z33の各ユニットは、アイデン社製でないことが分かりました。
まとめます。
4チャンネル用のモジュラーステレオのフロントスピーカーを三回に分けて紹介いたしました。
やはり、スピーカーシステムは、ほとんど進歩していないようです。
五十数年前のスピーカーシステムが、店内で、熱い音で、朗々と、鳴っているのを聴くと…
音楽を聴いて
「とても気持ちが良い!!」
「いつまでも聴いていたい!!」
スピーカーシステムには、年代や値段なんて関係ありませんね。
もっと大切なことは、スピーカーシステムをシッカリと鳴らしてあげることですよ~ 👍
※ 試聴はお早めに!! 店奥に片付けますから~👐