ビィンティージ国産スピーカーを聴く № 74『特別編』

こちらも、たいへん!! 大変!! お待たせいたしました。

特別編  『CF-1282T』ユニット

Soundevice  EPA-15A に入っていた、フルレンジユニットの紹介でしたね 👐
このユニットを発見したのは!! (゜o゜)

マランツのスピーカーシステムでした。(あくまで見た目っす!!)

まだ、ユニットは取り出していませんが、ほぼ間違いはないのでしょうか……。

LS263:10cm フルレンジユニット スピーカーシステムとあります。

スペックは裏側を見ると!!
6Ω 50W MAX となっていましたが、オーディオの足跡でも紹介されていますので
興味のある方は参考として下さい。
と、言うことで
『CF-1282T』ユニット(たぶん)が、ワンペア確保できたので
もう1セット、在庫をしていたSoundevice  EPA-25のユニットを取り外し
同じく、店にあった10cm用のエンクロージャーに組み入れたのです。
EPA-25は、15Aより一回りコンパクトなスピーカーシステムでした。
でも、『CF-1282T』ユニットは、NOM7W、MAX15Wだから、スペックとして
LS263と異なるかも…(゜o゜)

スピーカー配線は、いつものカナレに交換しファストン端子での接続としました。

当初、まったく鳴らなかった原因は、吸音材の入れ過ぎでした。

全ての帯域で音が吸音材に吸われていたようです。
最終的には、FE103Σと同じように天板裏と背面に少しだけに変更しました。
背面に入れた吸音材の長さは、下の写真の吸音材下部から、さらに20㎜カットしてあります。

この間、FE88ES-RやFE103Σの補修を同時並行に進めていたので
『CF-1282T』の試聴が進みません。

FE103Σが完成して、『CF-1282T』の試聴を開始しました。
CrossTalk「白い森の音楽祭」では、清吾サックスの質感がとても良いのです。
しかし、FE103Σと比べるとレンジが狭く感じるのは否めない…。

と、ここで大事件発生です (/・ω・)/
試聴中の『CF-1282T』を聴いておられた常連のWさまが
『CF-1282T』を購入されることに!!

『「日曜日」取りに来るからね!!』  

店主、このままでは、お渡しできないと…
使いずらいスピーカー端子を交換することとしました。

背面のスピーカー端子の穴をジグソーで拡大し、背面は黒の艶消しで再塗装。
左側が、使いづらい旧端子。右側が新たに取り付けるスピーカー端子です。

もうひとつ、手直しが必要でした。吸音材をエンクロージャー内に固定していなかったので
両面テープを使い吸音材を取り付けました。
やっと、最終試聴です。
当初はONKYOのレシバーアンプを使っていましたが、途中でご機嫌が悪くなりました。
この、『CF-1282T』ユニットは、意外と能率が低いので半導体アンプの方が
楽に鳴らせるかもしれません。

ここで、2A3のシングルアンプに変更し、試聴を続けました。
AH!のCDと球プリ、スタンドはオペラを使用し、スピーカーの下にはヒバキューブを!!

CrossTalk「白い森の音楽祭」は清吾サックスがリアルです。
昨日、お二人のライブを聴いてきたばかりですから、間違いありません。
サックスの表現はFE103Σより上手いかも。

ONKYOのレシバーアンプでかなり鳴らしていましたので
エージングが進んだのかもしれませんね。

天満さんが弾くバイオリンの質感が「すばらしい !!」弾いている感じが 👍
パイプオルガンの低域は、低い音圧ですが、ちゃんと再現します。

そろそろまとめます。
あくまでも、店主の感想と憶測ですが m(__)m
FE103Σの高域が18KHzとすると、『CF-1282T』ユニットは15KHz程度だと思います。
ただ、LS263のf特を「オーディオの足跡」で確認すると「80~20KHz」でした。
LS263とユニットが別であるか、20KHzの表示がま○かしか、Soundeviceのスペック要求で性能を落としたのか…謎は深まります…(>_<)

謎のユニット『CF-1282T』!!
レンジはそれほど広くありませんが、中域と、中高域に、音の厚みを持たせることで、楽器の質感を
上手く表現しているユニットだと思います。
さて!!
一日早く、本日の午後にお持ち帰りになった、Wさまの感想は…いかに!?

次回もお楽しみに!!

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