海外スピーカーを聴く №2

第二回目はこのスピーカー

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ALTEC LANSING  886A

MADE IN U.S.A のスピーカーでございます。ALTECと聞くとカラカラに乾いた音を想像しそうですが、クラッシックでも、JAZZでも、どんなジャンルでも鳴らしてくれます。実は、勉強不作もあり、またまた最初から難儀をしました。

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最初のセッティングは今までどおりに行いました。以前、店でも鳴らしていたので「ちゃらほい」の気分で!! これがまずかった…(゜o゜)

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システムはケリーさんとAH!さんで変わりはありません。ん~、乾ききった音? ピアノの鳴り方は天下一品なのですが、鳴り方が不自然な感じでした。また、縦置きにすると、裏の端子はこのように(゜レ゜)

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横向きになってしまいます。ここで気づけば良かったのですが。886Aをググってみると、10インチの低域用とドローンコーン、2インチの高域ユニット構成とありました(>_<) しまった!! そもそも、886Aの置き方が最初からまずかったのです。ラスクの上にコーラルのスタンドを立てて、再度試聴をしました。そこそこに聴こえますが、もう一声!! とダイヤトーンのブロックをコーラルの上に載せて、耳の高さまでかさ上げをしました。耳の位置とスピーカーの高さを合わせる。スピーカーのセッティングで最も重要ですね。

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再度、試聴を行います。最初から相性が良かったのはこのソフト!!

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ケイコ・リーさま♡特に四曲目の「TOO LATE NOW」!! 間奏のピアノは自然で、まるでピアノの脇で聴いているようです。当然録音での仕掛けでしょうが、なんて素晴らしい💓鍵盤を叩く音。思わずボリュームを上げてしまいます。思わず「酒のみてぇー!!」と店主が叫びます(笑) 但し、ピアノだけではありません。ベースもドラムも楽器の鳴り方そのものです。また、オケもシッカリ鳴らします。

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聴いていて気付いたのですが、音の傾向としては「CORAL FLAT6S」の鳴り方に似ている感じがします。音の質、傾向と言えばわかりやすいでしょか。各楽器が混ざらずシッカリと余韻と奥行、幅を出してくれます。

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この886Aを鳴らして今日で四日目。もしかしたら、このスピーカーはスタジオモニター用として開発されたのではないかと思うようになりました。破綻の無く、録音を全て可聴域の音に変える。そんなスピーカーです。「あっ!!」毎度の天満さんのバイオリンとパイプオルガン。気になりませんか??? 想像以上に素晴らしかった。パイプオルガンは「CORAL FLAT6S」と同じくパイプの一本、一本が鳴るのが分かるほど…。や、やばい(゜o゜) このまま、聴いているとまた寝てしまいます。本当に自然で静かな音場空間が広がります。SB-10ほど過激ではありませんが…(笑) 鳴り方の良いスピーカーは音が途絶えた、消えた瞬間の静けさで分かると思います。

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最後に、今、鳴らしているCDを一枚紹介して886Aの紹介を終わります。

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オーディオ・ベーシックの付録ですが、ニューヨークでの生録は一聴の価値があります。

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次回もお楽しみに♪  (´▽`)
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