モックアップ プラモ史 №10

第十回目はニチモです

日本模型 1/500 完全スケールシリーズ №19 日本海軍航空母艦 飛龍

第十回目はどのプラモにしようか悩みましたが、偶然にもお客さまからお売りいただくことができたので、1/500の飛龍を紹介します。

ニチモの艦船はスケールがたくさん。すべて集めてみたいものですが、絶版ですから後のまつりです。

ニチモでは1/500スケールは航空母艦、戦艦、重巡洋艦とラインアップしていました。1/500の大和は新発田のおもちゃ屋さんに二隻あったのですが、推進軸が一軸か二軸だったので購入は控えました。やはり、それ以降はお会いすることはありません。さあ、飛龍を見ましょう。

価格改定で4,000円になったモデルです。このモデルは艦載機が良いのです。箱絵と同じく九六艦戦と九六艦爆が入っているのです。

箱絵がすばらしい!!

九六艦爆は複葉機体でありながら、九六艦戦は単葉逆ガルの主翼を持つ高速機。零式艦上戦闘機と同じ設計者ですね。

九七艦攻、説明書では三号となっていますが、箱絵はカウリングの形状から一号艦と思われます。

すでに飛び立っていたのは、零式艦上戦闘機と奥に垂直尾翼が赤い九六艦上戦闘機が見えます。戦闘機は武器ですが、機体のラインがとても美しい。「点」から始まり「点」で終わる。ただ、少し悲しく感じるのは店主だけでしょうか…。

次回、第十一回はキャラクターへ