Mockupの雑記帳 №122

昨日にお知らせをいたしました、Iさまのオーディオシステムの変更について、この雑記帳でお伝えをしたいと思います。
今回は当初、HPで紹介をいたします予定が無かったので、写真については少ししか撮影していませんでした。
このため、同じ写真の繰り返しになると存じますが、よろしければ最後までお付き合い下さい。(/・ω・)/
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Iさまからのご不満は、「音が前に出てこない」「ガサガサした音が聞える」の二点でしたが、Iさまのリスニングルームに入って直ぐ「音が前に出てこない」原因は特定できました。
先ずは、セオリーどおりにIさまからUESUGI U・BROS-1/KDENON DCD-3500の電源を入れて頂き、試聴の開始です。
ソフトはIさま所有で井上陽水の「氷の世界(たぶん)」を使いました。
ただし、鳴らしたスピーカーシステムはJBLではなく、ブラックボディのRogers 小型2ウェイ!!
なお、Rogersの写真は、あーりません。型番も記録していません。m(__)m
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はい!! ハイ上がりの音で井上陽水の曲が、ラジカセから流れてくるような鳴り方は確かに「音は前に出てこない」状態!! ただし「ガサガサした音」は店主感じません。

原因電源取り方です!!

UESUGI U・BROS-1/Kの電源は、Mock店主曰く「一番音を濁すスイッチ付の電源タップ」に接続されていました。白い電源タップで「AV」の二文字がタップ本体に浮き出ていました。
AVなんて鼻で笑います ( ;∀;)
この「一番音を濁すスイッチ付の電源タップ」を安易に使われている方は意外と多く、音を濁す原因となっていますので、皆さま!! ぜひ!! ご自身のシステムをご確認下さい !!
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さて、「一番音を濁すスイッチ付の電源タップ」に接続されていたコンセントはすべて抜き、UESUGI U・BROS-1/Kの電源は、2Pですが直接壁のコンセントに差し込みました。
続いて、小型のラック内に収められていたDENON DCD-3500は、RCAケーブルを接続しやすいようにYAMAHAのGTラック下段に収めます。
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DENON DCD-3500の電源は別コンセントから引いてありましたが、白い延長コードの継ぎ足しでした。
幸いにも、壁コンセントは同じ場所に「二か所も設置」されていましたので、DENON DCD-3500の電源はアメリカン電機製の3Pコンセントに直接差し込みます。
はい!! この状態で再度試聴すれば、音が前に出てこない訳がありません!!
当然、Iさまにも音の変化を体感&確認をして頂きました👐

声を大にして言います!! CDプレーヤーほど一番良質な電源が必要なのですよ!! 👍

続いてスピーカーシステムをJBLへ換えるために再セッティングの実施です。
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当初、L65は大工さんから作ってもらったという専用台の上に、何故か集成材の板を置いて二段積みとなっており、またL65集成材の間には、丸いソルボセイン」らしい円形インシュレーターも使われていました。
多分、L65の低域が不足だったのでしょう、Iさま苦肉の策かと…思います。
Iさまから「専用台にはL65がスッポリと入るようになっています。」のお言葉を頂戴して、専用台の斜め部分を前面に向けて、L65をセッティング!!
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念のため専用台の足の下には前述の丸いソルボセイン」らしいインシュレーターを挟みました。
ここで少し、ケーブル関係のご紹介!!
RCAケーブルはaudio-technica ARTLINK AT6A48(たぶん)。
L65のスピーカーケーブルには、「ウミヘビ」の愛称で親しまれているBELDENの定番ケーブル「9497が接続されていました…が ( ;∀;)

!!

すみません!! 店主の一番嫌いな音のケーブルでして… m(__)m
接続には大変苦労しましたが、Rogers用に使われていました、Iさまご自身で調達された二芯の業務用キャプタイヤコードを採用しました。

さぁ~音出しです!! 😀

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はい!! 音はしっかりと前に出ていますが、少し高域がチャラい感!! 笑
考えられる原因は二つ!! RCAケーブルの癖か、DENON DCD-3500の電源極性違い!!
と、言うことで、DENON DCD-3500のコンセントを逆にして差し込みました。
高域のチャラ付きが、かなり落ち着き良い感じに👐
ここで、Iさまから「やっぱり、ガサガサが聴こえる!!」のご指摘が (゜o゜)
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こちらも予測はしていました。
Iさまから+ドライバーをお借りして、各ユニットの取り付けビスをマス締め!!
長く愛用されているスピーカーシステムですから、取り付けビスも当然緩みますよね👐
特にRchのスピーカーは、スコーカーLE5-5の取り付けビスが一本バカになっており、締め直しもできません。
ここらへんが「ガサガサ音」の原因となっていたようですね。
対角のビスを入れ替えて締め直しは完了👍
更に音が前に出ます!! ♪🎷🎸🎹♬
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で、でも…少し音が平面的に聴こえるかな…で
店主が持参したシルテックのRCAケーブルに換えて、IさまからRCAケーブルにおける音の違いを耳で体感して頂きました。
予定時間の二時間も過ぎようとしていましたので、RCAケーブルをaudio-technica ARTLINK AT6A48(たぶん)に戻します。

ここで閃いた💡店主!!

なり!!

で、AT6A48(たぶん)の方向性を指定⇒ ⇒ ⇒から逆接続に← ← ←してみました。
チャラ高音を抑えることに成功したのです。
理由は不明ですが、UESUGI U・BROS-1/Kは6L6WGCのPPアンプですから、逆も🐜なのです。
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今回のセッティングまとめます!!
オーディオは、一にも二にも、セッティングだと思います。
今回は特に「高級機」の組み合わせなので、セッティングは特に重要でした。
オーディオ機器は、電源の取り方、機器の電源極性、ケーブルの方向性で大きく音質は変わります。
そして、一番重要なのは評論家の意見では無く、自らの「耳」で判断し実際に試行してみること。
チャレンジなくして良音は得られません!!
もうひとつ加えるのは空間の確保です!!
スピーカーは振動し音波を発生させます。
音波を伝えるのは空気であり、リスニングルームでの円滑な音波伝達をさせるためには、空間の確保がスピーカーシステムを鳴らす最低条件ですよね!!
今回店主は、この空間確保のためにIさまのリスニングルームから、勝手に二台のオーディオラックを撤去させて頂きました。
そして最後に、スピーカー背面の壁確保も重要な条件であることを皆さまにお伝えをして、今回の雑記帳を終わりといたします。最後までお読み頂き、🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜🐜 !!
Iさま!! 大変お世話になりました!! 感謝申し上げます m(__)m
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次回もお楽しみに!!
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