【令和五年十月六日(金曜日)】
昨夜遅く、動物病院に入院していたネコの「ちょび」が空へ旅立ちました。
ちょびは猫の白血病に侵されていたのです…。
リンパ腫により肝臓の機能が低下し食事もとれない状況でしたが、ちょびは最後まで病と闘いました。
しかし、こんなに早く別れが来るとは思っていなかったので…。店主悲しくて…、悔しくて!! 😢
ちょびとの出会いから別れまでを一回だけの
【 電車に乗ってきたネコ!!「ちょび」の物語 】
としてMockupのHPに残そうと思った次第です。
もしよろしければ、少しだけお付き合い下さい。
🐈 🐈 🐈 😹 🐈 🐈 🐈
茶トラのちょびと初めて出会ったのは十年前の2013年12月19日、新潟駅に到着した通勤電車の中でした。
列車から降りようとした際、ドア付近に座っている女性の方(店主と同じ駅から通勤されていた方)が、茶トラの子猫を抱いているではありませんか!! ビックリして (゜o゜)
「そのネコは、どうしたのですか!?」
と伺ったところ
「ネコちゃんね、越後石山駅から乗り込んで来たの、かわいそうだからこのまま越後石山駅へ帰してあげようと思って…。」
その通勤電車は新潟駅で折り返して同じ信越本線の上り列車となるのです。
店主、ネコ好きである店主のパートナーにすぐさま電話をしました。
「かわいい子猫が列車に乗っているけど『どうする?』」
「じゃあ、写真を撮って送って!!」
と、店主のパートナーへ急いで撮って送った、女性に抱かれているちょびの写真です。
パートナーからの回答は!?
「いいわよ!! 連れておいで!!」
パートナーからOK👌を頂いたので、発見者の女性に訳をお話して子猫を譲り受けました。
新潟駅を発車すれば十三分ほどで、店主の自宅がある荻川駅に到着します。
電車の中から不思議と子猫を「ちょび」と呼んでいた店主でした。
荻川駅上りホームの柵外で待っていたパートナーに子猫を手渡して、店主は再度通勤のために新潟駅へ!!
そして、当日のお昼に店主へ届いた写真!!
そして、パートナーからビックリする電話が!!
「この子、どうしたと思う!!」
「猫缶あげたら、続けて四缶も食べたのよ!!」
たぶん、ちょびは空腹でさまよっていたのでしょう。
お腹が空いて、空いて、さまよって、さまよって、気が付けば越後石山駅にいた。そんなところでしょうか。
店主の自宅へ来て二日目のちょびです。やっと、安住の地を見つけた!! そんな顔ですね。
特に店主のパートナーには慣れて、彼女のお尻の上でまどろむちょび!!
家に来て二日目!! 完全に安心しきっていますね!! 笑
店主の自宅には先住ネコのミーちゃんがいたので、しばらく店主の部屋で隔離となりました。
まだ、小さかった頃のちょび!! 写真を見ると涙がでます。
翌年2014年5月の写真、だいぶ大人顔になりましたね。
しかしこの後、新たなネコが増えることになりました。
同年の12月末に店主が帰宅途中、自宅の直ぐ近くで助けを求める(たぶん)子猫の鳴き声を聞いてしまったのです。
「ミャーオ!!」「ミャーオ!!」と
小さなクロネコは発見したのですが、ちょびを飼い始めたばかりだったので
パートナーからは
「もう、ネコはいらないからね!!」
と、口を酸っぱくして!! 言われておりましたので…。
しかし、その子猫も寒く必死だったのでしょう、寒空の下で店主の背中に駆け上がってきたのです。
振り払うわけにも行かず、そのまま自宅へ…「めい(♀)」として飼うこととなりました。
ちょびは♂なのに、めいの面倒を良く見てくれました。
まるで、自分の娘か妹のように…( ;∀;)
父性愛が強いちょびです。
また、ちょびは私たち家族にとてもなついてくれました。
しかし、めいが来てから二年後の2016年の早い頃には「ミー(♀)」が白血病で他界。
それも父の三周忌を執り行う日の朝に…ミーは、ひとり空へ旅立ちました。
もしかしたら、めいが白血病ウィルスを運んで来たのかもしれません。
そうだとすれば、責任はめいを連れて来た店主にあるのでしょう。
ただ、めいも何年後かは分かりませんが、白血病を発症する恐れは十分あります… 😢
2021年2月のちょびです。
白血病のワクチンは毎日飲ませていましたが、この頃から少し痩せてきたのかな…
翌年、2022年10月のちょび!!
昨年の夏は体調を崩していました。
彼の大好きなキャトタワーの上でまどろみます。
今年、2023年3月のちょびです。
店主の自宅へ来てからおよそ十年ですから、ちょびの年齢は十一才ほど。
人間にすれば、店主と同じ六十才代に入っていましたね。
今年の猛暑では、エアコンが効いたリビングで過ごす時間が長かったので、ちょびは既に体調を崩していたのだと思います。
昨夜は、ちょびと一緒の部屋で休みました。
そして今朝は、ちょびと本当のお別れです。
外が大好きなちょびでしたから、玄関前の庭に埋葬することとしました。
入院して一度退院して来たときも、玄関の風除室から外を見ていましたから…
枯れた白樺を抜根し、ちょびが永久に休む場所を作りました。
「ちょび!! また、いつか、どこがで、会おうな!! 」
「絶対だよ!! ちょび!!」
「ちょび!! ありがとう!!」
食いしん坊だけど、心が優しい、めい思いのちょびでした。
店主の辛いサラリーマン時代では、どれほどちょびに癒されたか…
ありがとう…ちょび!! そして、さようなら ちょび!!
🐈 🐈 🐈 😹 🐈 🐈 🐈
最後までお読み頂きありがとうございました。
感謝申し上げます。m(__)m
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