【昭和のプラモ少年制作記】『その十』

かくして10月14日鉄道の日、最近何かとキナ臭い話ばかりのウクライナからやって来たモデルは

まあまあ平和な日本で

「なんちゃって大阪市電」

「なんちゃって神戸市電」

にされてしまいました。

私はこれを

「路面電車阪神プロジェクト」と名付けました。

忘れてましたが、スケールは1/35。

なかなかの貫禄あるサイズです。

自分流にアレンジした為、かなりの部品が余りました。

それでも膨大な数のパーツに四苦八苦した結果、ちょっとした接合の狂いや誤差が積み重なって、仕上がりはガタガタです。

可動式のビューゲルはバネでも付けたかったんですが、パーツがあまりに弱々しいから、諦めて接着剤で固定しました。

ホントお見せするような作品ではないけれど、西苦情の腕が大した事ないんだとお解り頂くには、丁度良いでしょう。   そんなことないよ !!

正面からの写真。実は、単にマルーンの大阪色と緑の神戸色に塗り分けただけではなく、所々に細かいこだわりがあるんです。

「大阪市電はこうでないと」

「神戸市電はこうでないと」があるんです。

 神戸さんのヘッドライト・尾灯・系統番号・車番は、ほぼ全車この位置なのです。

本当は車番に独特の「神戸の書体」があるんですが、付属のデカールでごまかしました。

そして車体裾にはストライカー。

これがないと、市電を知る神戸市民は神戸市電と認めません。

真鍮の針金を適当に曲げて、それらしく作りました。

６系統は、新開地より少し先まで行くんですが、自分の好きな場所なので敢えてここは

「新開地行き」にしました。

大阪さんの細かいこだわりは系統番号。大阪市電は行先と系統は例外なく方向幕を使用します。

大阪さんのボデー側面には広告看板を付けてみました。

画用紙に絵具でレタリングして縮小コピーします。

戦後っぽい雰囲気を出そうと、できるだけベタな屋号ベタな書体ベタなフレーズを心掛け

「明るく切れないナショナル電球」

まで使ったんですが、なかなか看板に思うようなレトロ感は、出せませんでした。

以上、路面電車という超マイナーなジャンルのモデルをご紹介しました。

このXシリーズという電車

単車ながらボギーでも良さそうな車格があり、大阪市電の庶民的な、神戸市電の上品でモダンな雰囲気に、いずれも器用に対応してくれる、素晴らしい電車だと思いました。

🚋 🚋 🚋

最後に、店主からの質問には !!

🚋 🚋 🚋

あの鉄道公園のお店の屋号は全部でまかせです。

それぞれ京都らしさ大阪らしさを意識して付けております。

👏  👏  👏  👏 👏  👏  👏

１／３５スケールのＸシリーズは大きいです 👐

同じ車両で顔つきを阪神別々に変えるなど、さすが西苦情さまですね !!

西苦情さま!!

長い間、ご紹介を頂き、ありがとうございました m(_ _)m

大阪西の苦情さまからは「京阪プロジェクト」から始まり～「甲子園球場」～「阪神プロジェクト」と長い間、投稿を頂きました。

心より感謝いたします!!

あっ!!  (ーー;)

西苦情さま、新たにプラモをお買いになっていましたね 👐

今度は「🚢」かな…

「○○ライン プロジェクト」だったりして (=ﾟωﾟ)ﾉ