今回紹介するのは、浅田真弥子さんのピアノです。
先ず最初に試聴で使った機器を紹介しましょう!!
パワーアンプは三栄無線のＳＡ－５３０、６ＢＱ５のシングルアンプです。
後にマークⅡも発売されましたね。
先日来店された、お客さまのリクエストで接続していました。
プリアンプはいつものイマイシラボ !!
ＣＤも、いつものオーディオリファイメント!!
スピーカーはグッドマンの３０１システムです。
実は、三栄無線のＳＡ－５３０を接続する前まで、下の写真奥に写っているヒノオーディオのヒュウガで、新たに入荷したＢ＆Ｗの６８５を鳴らしていたのです。
浅田真弥子さんのピアノ録音については、いつも息子と評価が分かれるところです。
「音楽性を感じられない!!」とか「聴いていて疲れる」とか酷評でした。
ヒュウガとＢ＆Ｗの６８５との組み合わせで聴くと「一番聴けるかもしれない」と申しましたが、やはり暫く聴くと「酷評」に変わります。
まぁ～３７才と６２才の聴こえ方は高域の感度が全く違うのかもしれませんから。
３０１システムに変更したのは、数日前に来店された常連のお客さまからのリクエストでした。
昨日、浅田真弥子さんのＣＤをお買い上げ頂いたお客さまがご来店!!
「いかがでしたか？」と伺ったところ、「生々しい演奏だけど、ボリュームを上げると音が荒れる」との感想を頂きました。また、「実は、聴いていたら寝てしまって、まだ最後まで聴いていなんだ」とも伺ったのです。
ここで、浅田真弥子さんと同じリストの曲を弾いている、フジ子・ヘミングのドイツ録音をお客さまと一緒に聴くこととしました。
スタジオ録音かホール録音か分かりませんが、フジ子さんの美しい演奏が続きます。
しかし、店主はあまり好きではありません。息子は音楽性を感じると言いますが…
あまりにも作った感じがして…(-_-;)
再度、浅田真弥子さんで「愛の夢 第三番」を聴き直しました。
演奏力の差は強く現れました。それは仕方がないとして…
ただ、お客さまの「聴いていたら寝てしまって…」の言葉がどうも引っかかっていて…
店主、やっと気が付きました “(-“”-)”
そうなんです !!
シャッツグレーバーが録音した浅田真弥子さんのピアノ演奏には「ゆらぎ」を感じるのです。
お客さまと聴いているうちに強い眠気を何度も感じました。
このシステムで聴いていると心地よいのです!!
はは、お客さまの目も「とろ～ん」と (/・ω・)/
シャッツグレーバー録音の目指しているところかもしれません 👐
「音楽室から聴こえてくるピアノの音」…店主はそんなイメージを感じました。
し、しかし、不思議です。
タムラトランスを使った３００Ｂではなく、ＳＥＬの電源トランスを用いた６ＢＱ５の小型アンプの方が鳴りが良い…？？？
確かに、躯体が小型だけに配線は最小限で済むし…実効出力も６Ｗ+２も、ありますし…
何が正解か「聴かなければ」分からない!!
だから、オーディオは面白いのでっす 👍
今回は、浅田真弥子さんが演奏するＦ.リストのピアノ曲集を紹介いたしました。
なお、このＣＤは「金沢市アートホール」でのＬｉｖｅ録音です。
最後に、息子と耳の聴こえ方は違ってもＪａｚｚＬｉｖｅで聴いた生ピアノの音を店主忘れませんから 👐
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