海外スピーカーを聴く №5

第五回目はイタリアのスピーカーを紹介!!

mockupCHARIO REFERENS100

CHARIO  REFERENS 100

イタリア最大のスピーカー専業メーカー、チャリオの製品です。マホガニーの突板が少し傷んでいますが、なんのその、素晴らしい音を奏でました。

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チャリオは久しぶりに聴きます。店のシステムが良くなったことも功を奏したのでしょう、過去に聴いた印象とは全く変わっていました。最初にクロストーク「白い森の音楽祭」から!!

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デジタルアンプで鳴らしたLSF-777から聴こえた、ちはるさんのピアノがあまりにも新鮮で、球アンプでも聴けない音ではないと思ったから…。

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アンプのウォーミングアップは十分。一曲目から流したところ、嫌な付帯音がします。このスピーカーはボックスの底にゴムの足が付いているので、直接スタンドに置きました。

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スタンドの天板が樹脂なので独特の音になったのかもしれません。先ずバーチ材の合板を置きました。

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ん~、響きが、いまいち…。やはり、いつものオンキョーのインシュレーターへ交換して再度試聴開始です。

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付帯音は消えて、低域が出てきました。このスピーカーはバスレフですが、ポートが箱底にあります。

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低域に不足はありません。ちはるさんのピアノLSF-777に近づきました。ニュアンスは少し異なりますが、とても品が良いピアノに聴こえます。清吾さんのサックスもホールに響き渡ります💛 Live感が半端ない。

続いて、天満さんに挑戦(=゚ω゚)ノ

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ドキドキしながら一曲目から…おおぅ!! パイプオルガンの音が、今まで聴いたスピーカーと全く異なる。奥深く、天高く、幅広く、滑らかに、ひたすら滑らかに。そして非常にナチュラルなパイプオルガンの鳴り方です。天満さんのバイオリンも響きが違いました。表現が正しいかどうか分かりませんが、簡単に言えば逆三角形▽に聴こえてくるのです。ホールに立って引くバイオリンの音を逆三角形の頂点として、ホール全体に拡がります。0.00?secの時間差ですが、バイオリンから発せられた点音源がホールトーンに載って響き渡る…。二階の客席で聴いている感じでしょうか…そんな表現をするスピーカーです。店主、鳥肌が立ちました。自然です、本当に自然な音なのです。YouTubeで流す方々に聴かせたい…。

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きっと、スピーカーボックスとネットワーク、吟味されたユニット。ノルウェーのシアーズあたりを使っているのでしょうか??? そして、音楽をこよなく愛する設計者。教会やホールが沢山あるイタリアだから出来たのです。きっと!!

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欲張って、ケイコ・リーのJazzvocalも聴いてみました。LSF-777で聴いた、少し鼻づまりの乾いた声は聴こえましたが、各楽器が、Jazzが、ほんわか聴こえます。スピーカーをジャンル別に○○用と分けるつもりはありませんが、このリファレンス100はホール録音用でしょうか(笑)

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今回は、CHARIOの2ウェイスピーカー、REFERENS 100を紹介いたしました。一聴の価値があります。

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次回もお楽しみに♬
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