第三十三回目もフジミ模型です。
トップバッターはこれ!!
1/70 ダグラスA-1H スカイレーダー
定価は250円ですから1965年前後のプラモデルでしょうか。右端に貼ってあるシールは販売店のものだと思います。もし間違っていなければ、新潟の大和百貨店で購入されたものだと思います。ご存じの方、ご指導をお願いします。
中身を見てみましょう。
とても美しく箱に入っています。
見た感じフジミ模型の金型だと思います。
説明書とデカール、カラーガイドです。デカールが全く痛んでいない。奇跡ですね。とても大切にされていたプラモデルです。
さぁ、次は青箱と緑箱。販売時期で箱の色を変えたのかと思っていたら、1/48スケールと1/72スケールの違いでした。
少し見ますか?
1/48 メッサーシュミット Bf110C
1/48 ノースアメリカン P-51D ムスタング
1/48 メッサーシュミット Me109G-K
箱絵を見ているとレベルのプラモデルを見ているような錯覚に陥ります。
1/72 メッサーシュミット Bf110C
1/72 メッサーシュミット Bf110D
1/72 リング・テムコ・ボート F8D
見にくいかもしれませんが、1/48スケールのP51Dムスタングの中身です。店主、実はフジミ模型の航空機は作ったことがありません。模型店の完成品を見る限りでは、スタイルは良いと思います。
P51Dムスタングの説明書です。長谷川製作所の説明書に似ています。。
写真を撮りながら説明書を見ていると、またいろいろなことが分かってきます。
1/48スケールのメッサーシュミット Bf110Dの説明書には「1975・12」の表記が。
1/72スケールのメッサーシュミット Bf110C・Dの取説にも日付が入っていました。
1/72 メッサーシュミット Bf110Cの取説には「1976・5」と、
メッサーシュミット Bf110Dの取説には「1976・7」とあります。整理してみると、1/48スケールのBf110Dは1975年12月に発売。翌年の1976年5月と7月に1/72スケールのBf110C・Dが発売されたと推定できます。1975年=昭和50年、1976年=昭和51年となります。店主はすでに高校生、いったんプラモは卒業していました。
左がBf110C、右がBf110Dのパーツ。C型の金型にD型用の1200ℓ(胴体下)と900ℓ(主翼下)の増加タンク用パーツが追加されています。
せっかく写真を撮ったので、1/72スケールF8Dの説明書も紹介させてください。説明書を見る限り、年代的にはかなり古いキットでしょう。
最後に店主の好きな箱絵を紹介させてもらい、第三十三回を終えたいと思います。
1/48 愛知九九式艦上爆撃機11型
九九艦爆11型は1983年8月発売。
フジミ模型は、建築モデルからウォターラインの艦船、航空機、自動車まで数多くのプラモデルを子供たちに提供してくれました。この企画力はフジミ模型の財産だと思います。
まだ、まだ航空機を紹介したいのですが…残念です。
でも、フジミ模型の紹介は続けます。