第三十二回目もフジミ模型です。
今回は艦船モデルを紹介したいと思います。
1/700 ウォーターラインシリーズ №4 重巡洋艦 利根
なぁーんだ、と嘆く方もいらっしゃるかしれませんが、定価250円ですから初期モデルだと思います。店主が最初に購入した駆逐艦が100円だった記憶があります。この後、ウォターラインシリーズはどんどん値上げされて、400円~500円と手が届きにくくなりました。利根は店主にとって貴重な一隻です。
なつかしいですね、ウォターラインシリーズ。重巡利根は基準排水量が11,900tで水線長が198mもありますから、とてもスリムな船体で速そうです。
もう二種類の艦船を紹介します。
1/3000 フジミの集める軍艦 日向/筑摩
1/3000 フジミの集める軍艦 羽黒/鈴谷
遊び方の説明まで別紙で入っていました。ショウノウを推進力で使います。防虫剤!?
羽黒/鈴谷のセットには、画面左に橘型の駆逐艦も付いています。ちなみに、1/3000シリーズはまだフジミ模型から新シリーズも加えて発売されているようです。恐るべしフジミ模型!!
さぁ、艦戦モデルの最後です。
1/550 戦艦 大和 モーターライズ
古いモデルです。箱を開けるとこんな感じ。
もう一枚、上箱の向きを変えるとシリーズの紹介が載っています。「1/450 戦艦 榛名」と「1/450 戦艦 金剛」そして「1/700 空母 大鳳」の三隻です。みんなスケールが違うのはなぜでしょうか。
説明書を見てみますか?
ここで、また発見がありました。
説明書の右下に「1963.8」の文字が。1963年=昭和38年となります。箱はリメイクされてこの「大和」は何度も販売されたと思いますが、造られたのが昭和38年。新潟県では38豪雪の頃ですよ。太平洋戦争が終わってから18年後です。
日本人はすごい!!というよりはフジミ模型はすごい会社ですね。この大和は、他の方も紹介されているようです。詳しくはそちらをご覧ください。
もう少し説明書を見ましょう。
説明書の参考写真です。艦橋が少し丸っこいかな。昭和38年の頃ですから。
もうひとつ、面白いのは白い水兵さんが入っています。
店主、写真が下手なのでわかりますか? 実は店主、もう一隻同じ大和のモデルを保有しているのですが、水平さんがいらっしゃらない…。どなたかお店で持っていかれたのかな? だいぶ紹介が長くなったので、この大和の定価とパーツを紹介して第三十二回目を終えたいと思います。
つまの写真です。定価1,500円となっています。メーカーで価格を改定してありますから、発売当時はもっと安かったのでしょう。
パーツのほとんどです。形の良さそうな零式三座水偵と零式観測機が二機づつ入っています。また、水偵用のカタパルトがモールドではなく、ちゃんと抜けているところがすごいですね。
オマケ!! 甲板部分です。第三十二回目は利根で始まり大和で終えました。