ヴィンティージ国産スピーカーを聴く №12

TEAC  S330

小型スピーカーの第二段!! これまで紹介して来ましたスピーカーに比べると、新しい世代でビィンティージとは言えないかもしれませんが…アンプとCDは、№11の「SS-3GXS」と変えずに試聴しました。

最初は解像度も高く「SS-3GXS」と同じ印象を受けましたが、エージングが進むにつれてフルレンジユニット、確かユニットはダイヤトーン製と聴きましたが…定位の良さと、中域の厚さが増しました。

欲張らず、高域も質が高く、低域も豊かに、淡々と音楽を再生するスピーカーです。聴き疲れしない音は日本人の開発したユニットだからでしょうか…。 このTEACのフルレンジはファンが多いそうで、リニューアルされて再販売もされましたね。

尚、当店のS330は劣化したウーハーの塵除け!?のウレタンカバーは撤去してあります。撤去すると、音抜けがとても改善されるからです。

実は店主、P610Bを紹介した時に、このTEACを紹介しようと決めていました。P610Bに不足していたところを補って現代に蘇らせたスピーカーがS330だと直感したからです。13cmの口径ですが。

P610も進化してDBも発売されました。しかし、店主どうもあのメカニカル動作させる、ジュラルミンの高域が好きになれません。高域がうるさく感じて…。

P610の後継はTEACのフルレンジでしょう!! すみません…店主の感想でした。TEACは集めましたから、また紹介いたします。

今回は、TEACのS330を紹介いたしました。

次回もお楽しみに (*⌒▽⌒*)