ビィンティージ国産スピーカーを聴く №8

OTTO  SX-551

三洋電機のオーディオブランドが「OTTO」でしたね。

店主が高校生の頃「ヨーロッパの音がする」と評論家の誰かが書いていました。

欲しい、欲しいと思っていて、なかなか手に入れられなかったスピーカーです。

試聴は、先回のシステムのまま!!

ケリーの300Bシングルと、いつものCDプレーヤーです。

ちなみに当店のスピーカーケーブルは、余程の高級機以外はカナレの「4S6」を使用しています。

癖は全く無く、取り回しも楽で、コスパは最高!! 「4S6」で十分でしょう。

先ず、ひとつお断りしておきます。写真の「SX-551」のウーハーは、店主がスピーカー用の着色塗料で塗ってあります。退色して黄色み帯びた色が可哀そうで…。クルトミラーですから、日焼け前は濃い紫色だったのかもしれません。

スピーカーケーブルの接続を終え、早速音を出して見ました。

「ん~ン…」こもった音…。右CHのツイーターが鳴っていません。やはり、アッテネーターの接触不良でした。アッテネーターを何回か回して音出し可能となりました。ある意味、アッテネーターは不要の長物ですね。

意地悪くJazzvocalから開始しました。

最初の印象は、とても静かなスピーカー…。一聴するとKEFの鳴り方に似ているかも…

ベースの質感がとても高く、聴いていて心地良い。高域は出しゃばらず控えめに。

ウーハーはラバーエッジのようです。低域の質が高いスピーカーは期待できます。

ただ、あまりに300Bシングルの音に「まったり」と支配されたので、6L6GCPPにバトンタッチ!!

2A3シングルでも鳴るかもしれませんね。

ベースも良いけれど、バイオリンはもっと良い。弦楽器の再生が、すばらしいスピーカーです!!

天満さんのバイオリンが、全くうるさくならない。パイプオルガンも、スピーカーの奥で広大な空間で静寂に響きわたる…表現が少し異なりますが、各楽器の音をごまかさないのは「FR-16A」と似ています。

しかし、「SX-551」は密閉型の3ウェイスピーカーです。3ウェイでこの音質ですから、各ユニットの品質の高さ、熟慮されたネットワーク、上質パーツの使用が思い浮かびました。

「SX-551」=店主が感じたのは、「渋くて濃い、大人の音」でしょうか。

一聴より、一生付き合いたいパートナーにおすすめします。

ブビンガ材の艶もたまりませんね。奥の深いスピーカーです。

今回は、「OTTO」「SX-551」を紹介いたしました。

次回もお楽しみ   (´_ゝ`)