ヴィンティージ国産スピーカーを聴く №3

第三回 Technics SB-501(最終)

ご無沙汰いたしておりました。

「ビィンティージ国産スピーカーを聴く」再始動いたします。

Technics SB-501の音寄りの原因が判明いたしました。一時は困難かと思い、店の隅に置いた501でしたが…。

原因を説明します。あり得ないことですが、ロット番号が古い方のスコーカーが逆相接続となっていました。

下の写真をご覧ください!!

正常な右ch側のスコーカー配線は、+が(緑)で-が(黄)になっています。

右ch側のスコーカー写真を撮影後に、実は左ch側スコーカーも外していました。

左ch側の配線も同じだと思い込み+を(緑)に-を(黄)に接続した後に音の違和感を感じたのです。

また、下の写真をご覧ください!!

音が正常に戻った左ch側のスコーカー配線です。

結果から申し上げますと、ロッドの古い左ch側スコーカー配線の色が逆になっていたのです。

-が(緑)で+が(黄)…スピーカー製造時のチェック方法は分かるはずもありませんが…。

たまたまの誤配線だったのでしょうか??? ちなみに、ユニットの極性表示は左右共に同じでした。

左ch側の極性表示

右ch側の極性表示

スコーカーを外す時に、配線の極性を確認しなかった店主も悪いのですが…

でも、不思議でしょう~何故原因が分かったか? 答えは下のスピーカーでした。

ある日、ソナスを鳴らした際に501と同じ鳴り方をしたのです。

vocalがセンターにおらず、どこかで聴いた音だと直感しました。501の鳴り方を思い出したのです!!

当然、スピーカーケーブルの極性を調べました。ソナスの左ch側が逆相接続でした。

結果、501をのスコーカーを調べたところ、左ch側の逆相接続(配線)が判明したのです。

音出し確認は全く正常になりました!!

試聴では最初の音と全く変わらず、Technicsの音作りの偉大さにひれ伏しました。

501だけで十分!! 店主の感想です。

もし、皆さまがどこかで501を見かけることがありましたら、ぜひ!!購入を勧めます。

Technics SB-501
次回もお楽しみに  (´_ゝ`)