№152 くろぬりさやだいしょうこしらえ
バンダイ 名刀シリーズ 黒塗鞘大小拵
スケール表示は全くありません。説明図に「室町時代の名刀」とあるだけです。また、バンダイ模型の金型ではないのかもしれません。尾高あたりの金型でしょうか、バンダイ独自の金型でしょうか、全く不明です。箱を開けます。
大小拵ですから、太刀と脇差の二本分入っています。説明図を見ます。
最初から広げて写しました。やはり、紐の巻き方や締め方が製作のポイントになりますね。
続いて、パーツを見ましょう~
箱から全部出してみました。いたってシンプルですが、細かいところが表現されています。鞘パーツ袋の左下、銀色に輝く物体は「フィンガービスケット」でした。何十年も箱の中に入れられていたのですね(笑)
刀身には刃文まで再現されています。
紐や鞘が入ったパーツの袋は紙で閉じられていました。
裏を見ると、しっかりと検印されているのが分かります。日本の物造り、信用の証ですね。
また、懐かしい「メイドインジャパン」の刻印が凛々しいです。
お値段は500円でした。
店主、同じシリーズで「朱塗鞘大小拵」も所有しています。
朱塗鞘大小拵と比較したところ、発売時期が全く異なっていました。
相違点は「ST」マークの有無と値段の相違です。黒塗鞘大小拵は1971年、昭和四十六年以前に発売されていたことがわかります。値段も朱塗鞘大小拵が1,000円しているのに比べ、黒塗鞘大小拵が500円の半値ですから、相当古いモデルであることに間違いないでしょう。
※ このモデルは完売いたしました ※
説明が長くなりました。最後に箱脇の説明文を紹介します。
「大小拵」
「室町時代の拵」
今回は、バンダイの名刀シリーズ、黒塗鞘大小拵を紹介いたしました。今、緊急事態宣言の延長を告げるニュースが入ってきました。
皆さま、耐えましょう!!