№135 戦闘機に戻ります!!
バンダイ 1/24 局地戦闘機 紫電改
1/24スケールでは最新のモデルです。とは言え、数十年前ですが…。早速、箱を開けます。
箱にはパーツがギッシリと詰まっています。裸のパーツは、いかにもバンダイ模型です。
それでは、パーツを見ましょう。
機体は凹モールドです。何枚かご覧ください。
しかし、大きいだけに金型の製作は、苦労されたと思います。次に主翼と胴体の全体を見ます。
どうも、点で始まり点で終わる零戦のデザインを見ると、紫電、紫電改の尾部は「強風」にしか見えませんね。エンジンパーツを見ましょう。
誉エンジンです。昔、東京の交通博物館で見たことがあるような…。栄だったかもしれません。ただ、星型エンジンだったことは間違いありません。幻だったのかなぁ…他のパーツもどうぞ!!
1/24スケールで、零戦、Bf104、P51がラインアップされる中で、この紫電改だけが四枚のペラを組み立てます。
左上、残念ながらパーツが一つ、ランナー外れていました。
続いて説明図をみましょう。
裏と機体の説明を
中も見たいですよね。開きます。
これだけの内容で、お値段は1,800円。
おやおや、前の持ち主は高く買われていたようです。
箱絵は、小松 崎茂画伯。1973年と分かります。
パイロットの顔が何かを訴えている気がします…。
最後にシリーズを!!
一番上が紫電改のボックスです。1/24スケールが全て載っていますね。右から発売順かもしれません。
今回はバンダイ 1/24スケール、 局地戦闘機 紫電改を紹介いたしました。
局地戦闘機と言えば、雷電を思い浮かべます。現地(戦地)から迎撃機の必要性は上層部で十分に理解され、雷電の開発へ進んだようです。ただ、零戦の改修に追われていた三菱の状況を考慮すべきだったでしょう。期待が大きかったのも分かりますが…。重複する開発に主務設計者は苦労したでしょう。結果、開発の遅延を招いています。国内メーカーの技術や製造力を把握しながら、必要な航空機の開発を総合的に推し進められる、風通しの良い組織ではなかったのでしょう。きっと…。
現在の新型ウィルスの対応に似ていると店主は思います。問題の発生について、対応・対処が一旦後手に回ってしまうと体制を立て直すには、数十倍、いや数百倍の労力を必要とします。店主がサラリーマン時代に学んだこと。いや、今でも肝に銘じている言葉があります。
「最悪を考え準備して、楽観的に対処する」
当時、新潟の会社トップの言葉です。「もし、事故で死者が出た一報が入ったら、死者数の十倍の棺桶を準備しろ!!」とも教えてもらいました。最高責任者は、最悪を考えて準備し、楽観的に対処しなければいけませんね。危機管理の基本でしょう…。長くなりました(- -)