おかげさまで Reuse Audio Mockupは、2016年10月1日にこの新潟市江南区酒屋町の地で店を開いてから八年目を迎えることができました。
これまでMockupとお付き合い下さった全てのお客さまに感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!!
HPは開店から三年後の2019年9月に開設し、これまで店主の独断と耳で聴いたスピーカーシステムをいっぺぇこと紹介をしてまいりましたが、本日ひとつの結論に至りましたので、よろしければ最後までお付き合い下さい。
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今朝は4:15に目が覚めて、5:30には餅をストーブで焼いて朝食を取りました。
🐘言えば、春までの水が足りないため赤谷まで水汲みに 👐

店に戻り赤谷から汲んできた水を片付けて、13時頃から昨日の続きでdackを鳴らし始めました。

ユーミンのVocalがやけにエコーが効いた声に聴こえていたので、ユーミンのアルバム「天国のドア」から!!

やはり、ユーミンの声はエコー感を強く感じました。
もう一台のアイデン系10㎝バックロードホーンに比べて、dackに入れた8㎝ユニットはアイデンの本家でありながら聴いていて心地良さをあまり感じなかったのです。


ただ、昨日聴いたJazzの、ドラムの、低域が、10㎝バックロードより鳴りが良かったので、引き続き鳴らすこととしていました。

いろいろと試すことが大好きな店主です。
ためしに後面に置いた反射板をdack背面に近づけポートの反射を強くし、中央部とサイド部は角度を少し付けてホーンのような形状で設置しました。

なお、昨日はこのような反射板の形で置いていました。

聴いたソフトはいつもの、ユーミン・コンチェルト👍

音量は中程度で聴きましたが、どうもdackでは音像が小さいのです。
バイオリンやハープシコードの演奏する楽器は、おもちゃみたいに小さい音像。
思い切って店主は逆にボリュームを上げたのです。
奇跡が起きました!! ( ;∀;)
一曲目から聴いていましたが、バイオリン・ビオラ・チェロ・ハープシコード・コントラバス全ての楽器が等身大と化したのです。
店主は入ってくる情報が一番多い目を閉じて聴くのですが、これまでどのスピーカーシステムで聴いたユーミン・コンチェルトの表現ではなく、これまで聴いたことの無い楽器演奏の細かい「音」や「表現」が分かるではありませんか!!
特にハープシコードは楽器全体が浮かび上がり、コントラバスも弦を弾く音が一音一音聴こえるのです。
「オール・セインツ教会」の空間に店主が座って聴いている!!
このような表現は幾度となく「ヴィンテージ国産スピーカーを聴く」の中で感想として書きましたが、今回は全く次元が異なる空間表現でした。
知らず知らずのうちに二回も意識を失っていた店主です。
店主が「全く次元が異なる空間表現」と言うのであれば、次に聴く演奏者はこの方しかいないでしょう。

「天満敦子/祈りⅡ」
これまで、天満さんのバイオリンと小林さんの弾くパイプオルガンは、聴くスピーカーシステムにより全く表現が異なっていました。
息子からは「このソフトは相当いじってあるろう」とも言われていたのです。

まったく違っていました!! dackの空間表現は!!
やはり店主は「川口リリア音楽ホール」の中にいました。
二階席に近いかな? たぶん録音マイクの高さそのものの位置だと思います。
正面の奥にパイプオルガンがそそり立ち、天満さんのバイオリンの音は下のステージからホール内の上へ響きました。
これまで店主のバイオリン表現では「バイオリンの音が天井までビームのように響き…」とか「右や左から響き渡る…」とか紹介をしていましたが…
さぁ~!!これまで各種スピーカーシステムの試聴で店主が聴いていた空間に漂う
バイオリン音の正体は (゜o゜)
ステージ上で演奏する天満さんのバイオリンの音が、「川口リリア音楽ホール」の天井まで届き、その反射音を「空間に漂う天満さんのバイオリンの音」として店主は捉えていたようです。
このdack(反射板も含む)は、「川口リリア音楽ホール」のマイク位置で収録した音を、演奏を、空間を、全て表現したので、バイオリンの天井反射音であることが初めて分かりました!!
恐ろしいスピーカーシステムのdackです!!

では、なぜdackがこのようにLive録音を生々しく再生できるのでしょうか???
一つ言えるのは、BH(バックロードホーン)であるdackの開口部が後方に設置してあること。

そしてもう一つ分かることは、この開口部の音波を段ボールの反射板で前面に反響?させていること。

あとは???
考えられるのは、左右のスピーカーシステムの間に空間を設けて個々に独立して鳴らしていることでしょうか。

これまで、音場型のスピーカーシステムも何台か紹介しています。
TEAC S-2001

YAMAHA NS-15

どちらも後面開放型ですが、後方に反射板等を設置すればdackと同じ空間表現をするかもしれませんね。
最後に検証のために聴いたCross TalkのONE OF A KIND !!

情けないほど、これまで聴いた演奏と異なります。
第一にピアノとサックスの演奏がもっと生々しく。細かい演奏まで聴けました。
第二に「ライブスペース ちゅうしん蔵」の反響音が「優しい木」の響きであることがハッキリと。
ファーストアルバムも聴き直さなければ
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まとめます!!
ソフトに入っている音楽情報をスピーカーシステムから全て引き出すには、特にLive録音ではswan形(背面開口)のBHと反射板の併用に効果があることが分かりました。
たぶん、前面に開口部のあるBHでは、ここまでの再生は難しいかもしれません。
AIDENの8㎝ユニットは10㎝ユニットと同じく音消えが早く(たぶん)大変良質なフルレンジユニットであることが分かりました。
最後にもうひとつ! Mockでは今年から試聴用にCDP専用に電源タップを準備したこと。
そして、電源タップはヒバキューブで支持していること。

球アンプ、CDP本体もヒバキューブで支持していること。


dack本体もヒバキューブのスタンドを用いていることも、今回のリアルな空間表現や演奏表現の一因であることは間違いないと思います。
決定的な理由は不明ですが、おそらくスピーカーシステムから放出された「音波」の合成が上手くまとまった結果なのでしょうね。👍

明日三十日(月)も10:00~開店ですが 👐
皆さま!!どうぞ!! 良いお年をお迎えください!! m(__)m
2025年は一月三日(金曜日)10:00~営業を開始いたします。👐

お気軽にお問い合わせください !!
リユース オーディオ モックアップ
〒950-0324
新潟市江南区酒屋町182-1
TEL: 025-385-6602
Email: info@mockup.jp
青春秘密基地さまで紹介して頂きました👐

■営業時間
10:00~18:00
■定休日
・火曜日
※火曜日が祭日の場合は営業いたします
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