ONKYO S-5000
今回紹介するスピーカーシステムの詳細は不明で、もしかしたらシステムステレオ用に準備されたスピーカーシステムかもしれません。
以前、お知らせでも紹介した二つ先の部落の方から頂戴したスピーカーシステム。
そう👐
下の夕焼けは、S-5000をMock号に積み込んだ後に撮った写真です。
長期間、納屋に置かれていたのでしょう、コーン紙も日焼けして凹みもあり、ユニットの状態は良くはありません。
これまで、誰も引き取り手の無かったスピーカーシステム。
それでも、今は消滅したONKYOがS-5000と型番まで付けたスピーカーシステムですから、音を聴いてあげなければ可哀そうだと店主は思いました。
S-5000は、オールコーン紙のユニットが使用されています。
6.5㎝(実測値)のツィーターと
25㎝(エッジ外側で23㎝径)ウーハー(W-2528A)が奢られた、フロアー型スピーカーシステム。
ユニットを良く見ると、プレスフレームのようで、全面のアルミは飾りでしょう。👐
でも、エンクロージャーはパーチクルボード製なのに意外と重く感じました。
さぁ~端子を清掃して音出しです!!
S-5000を鳴らすシステムは、6BQ5のシングルアンプとマランツのCD5001、RCAケーブルは最近Chikuma CHI-2549 RCAを球アンプとCDプレーヤーの間に使っています。
エージングが終わったとかではなく、先月入荷したオヤイデの青い電源ケーブルと相性が良いようで
発売は2003年11月の『オヤイデ SL- 2 by 2』は、もう作っていないかな…
モガミを使ったChikumaのCHI-2549が不思議とうるさく聴こえないのです。
続いてセッティング。
S-5000はフロアー型ですので底を青森ヒバのスタンドで直接受けました。
こんな感じ!!
試聴に使用するソフトはCross Talkの白い森の音楽祭と
あやこさんのvocal!!
はは( ;∀;)
25センチの2ウェイスピーカーは、まるでセパレートステレオを聴くようなエコーたぁ~ぷりの鳴り方でした。
エンクロージャーの中で低域がエコーのように響きます。たっぷりとエコーの効いたベースも悪くないですが…笑
がっかりしないで、再調整を行いました。
スピーカーの底を受ける間隔を広げるために、スタンドの上に付属の駒を載せたのです。
低域のエコーは、かなり収まりましたが、中高域の解像度が曖昧で、ちはるさまが叩くピアノの弦が「ぶぁ~ん」とだらく響きました。
一昨日、9/1の日曜日にJazz Liveで生演奏を聴き、耳の補正は終わっています。
さぁ~どうする 😄
再度、セッティングの変更しかありません。さてどうする…
原因は、S-5000の底での受け方なので、青森ヒバのスピーカースタンドを写真左の一回り大きなものと変更し、右側に載せていた駒を同じようにスタンドの上に載せました。
そして、もうひとつ!! スピーカーシステムを置く間隔をギュッと縮めたのです。
さぁ~もう一度!! Cross Talkの白い森の音楽祭を(/・ω・)/
七曲目の「追憶のテーマ」から聴きます。
う~ん、低域が更に締まったことで中高域が前に出てきました。
ピアノが断然良くなったし、もうひとつ変化が!!
観客の声がやけに生々しく聴こえ、会場のLive感が拡がるのです!!
そして、10曲目の「Spain」で清吾サックスが左側の空中から聴こえ始めたので
「キタ――(゚∀゚)――!!」
と、ボリュームを十時からほぼ十二時まで上げて11曲目の「Go・Back」へ!!
YAMAHA NS-1000Mに続き、Mock店内に「ライブ スペース ちゅうしん蔵」の空間が現れました!!
しかも、うるさくないし、やかましさがまったくありません。
サックスとピアノの演奏が響きの良いライブスペースの中で漂います。
楽器の音と会場の音がいやらしく聴こえないので、大音量でも音楽を浴びれるこの
か・い・か・ん (/・ω・)
ハンパねぇー
S-5000をまとめます。
シンプルなフロアー型の2ウェイがCross Talkの白い森の音楽祭を空間ごと再現できるとは、まさにビックリ( ゚Д゚)でしょうか。
でもね、スピーカーユニットの振動板は紙が一番だと店主は感じています。
たぶん、自然素材で空気を振動させる音波との相性が最も良いのでしょう。
「オーディオは値段が高ければ音が良い」「高級オーディオでなければ音は悪い」などと、数十年間も刷り込まれて来た店主世代です。
絶対にそんなことはない!!
自分が聴きたい音楽が、大好きな演奏が、自分好みの音で聴くことができれば、オーディオの価格は関係ないのです。
ハイエンド・オーディオとかハイファイだとかハイレゾなんぞ、「再生音」や「機器」を区分して基準や縛りを付けて何が尾も白いのか!!
ONKYO S-5000
現在でも十分に通用するスピーカーシステムです。
スピーカーシステムは生かすも殺すも「セッティング」が最も重要なのです。
まだ、まだ、S-5000を鳴らしますよー(^^)/
次回もお楽しみに!!
お気軽にお問い合わせください !!
リユースオーディオ モックアップ
〒950-0324
新潟市江南区酒屋町182-1
TEL: 025-385-6602
Email: info@mockup.jp
青春秘密基地さまで紹介して頂きました👐
■営業時間
10:00~18:00
■定休日
・火曜日
上にスクロール