今日は快晴で暖かい日となりました、新潟市江南区酒屋町でございます。
月曜日から腰を痛めている店主にとって、温かいことは何よりありがたい…
本日、修理を担当して頂いている伊藤さまが修理完了品を持って来店されました。
修理品に加えて、少し見慣れない品物もご持参!! (゜o゜)
「知り合いの方から譲って頂いた、古い真空管ラジオのキットです。」と伊藤さま!!
今回はこの真空管ラヂオを少し紹介をさせて頂きます。
MAX RK-5
さっそく、電源を入れて聴かせて頂きました。
感度が高く受信も良好です。
ケースは無くむき出しの状態でした。
これは『取扱注意!!』で感電に注意しなければなりません。
裏から見せて頂きます!!
五球スーパーでしょうか 👐
真空管ラヂオの種類では「高1ラヂオ」とか「三球ラヂオ」なんてのもあるみたい。
でも、五球スーパーの「スーパー」は「スーパーヘテロダイン方式」を示すのかな ( ;∀;)
伊藤さまからいろいろと教えて頂きました。
回路のパーツには「オイルコンデンサー」が用いられていることや、コイル関係には「TRIO」のパーツが使われていること!!
バリコンとつながる同調回路のコイルもTRIO製でした。
そして、なによりビックリ( ゚Д゚)したのは、この真空管です!!
拡大すると!! (゜o゜)
松下電器の6BE6真空管!!
な、な、なな、なんと「七極管」だ🐘です!!
「混合」と「局部発信」をこのMT管一本で担当する、グリッドを五つも持った働き者と言うべき真空管でしょうか。
伊藤さま曰く
「オーディオでは聞いたことない球でしょう」
う~ん!! 確かに 👍
少し調べたら、日本では約七十年前に東芝が最初に製造を開始したとか (/・ω・)/
店主なんぞ、まだ「種」にもなっておりまへん。 笑
と、次は伊藤さまはスマホを取り出して
「このラヂオは外部入力ができるようにしてあります」と…
確かにラヂオも最終的には信号波を増幅しスピーカーで音とに変換しますよね。
五球のうち、写真の右三本が増幅用でしょうか。
下の写真で左から、「検波と電圧増幅」用、中央がスピーカーを駆動する「電力増幅用」で、いっちゃん右が電源用の「整流菅」でしょうか。
スマホからモノラル録音のJazzを選択し、スイッチを外部側へ切り替えると👐
イー感じで、ラヂオからJazzが流れました。♪♬♪
中域が主ですが、厚い音は球ですね。
これより、店主が気になったパーツを紹介!!
まずは電源トランス!!
写真を逆さまにすると!!
読めました!! Fujitakeと読めます。今もあるのでしょうか (>_<)