新潟色の115系を初めて見ました♡

懐かしい塗色の115系を発見!! 思わず写真を撮りました。JazzLiveの帰りに新潟駅で帰りの列車を待っていたところ、反対側のホームに到着したのです!!

赤と黄色の新潟色の115系。ホームに入って来た時、初めは修学旅行専用の155系の「ひので号」かと一瞬思ってしまいました。懐かしいですね。昔は修学旅行専用列車があったこと知っていましたか??

新潟色は70系で採用されていました。昔、メンテナンスを担当させてもらっていたので、とても懐かしく感じます。当時の制輪子は鋳鉄でしたので摩耗も早く、新米は毎日が制輪子の交換作業でした。二手に分かれ車両を挟んで制輪子交換の有無をチェックしてから、交換する新品の制輪子を一輪車で運んだことが、今や懐かしい思い出となっています。

DT16台車:まだ、枕ばねに板ばねを使っていました。乗心地は悪かったですね。

DT20A台車:この台車、制輪子の交換作業がメチャ大変で…当たりが悪いと、それでなくても重い制輪子を車輪の上に持ち上げて載せ、その制輪子を滑らせながら下に降ろし、制輪子を受ける靴に入れなければなりませんでした。

残念なことに70系は一両も保存されていません。全て廃車となりました。旧型電車も数えるほどしか残っていないはずです。あの、釣り掛け方式のモーター音。ゲタ電の音。もう聞くことはできませんね。ただ、模型で再現されていますので少し紹介したいと思います。

TOMYTEC 1/150 国鉄70系上越線4両セット

箱の裏には詳しい説明が書いてありました。

1/150スケールながら、素晴らしい完成度です。

クハ75先頭車。二等車のサハ75を先頭車改造して誕生した車両と聞いています。座席間が広く、ヨーローッパの鉄道でよく見るコパーメントを連想させる車両でした。

しかし、本物の車両を思い出します!!

これが、主抵抗器です。冬期前に鉄製のカバーを掛けました。倉庫に行って、当該の車番の書いてあるカバーを探して取り付け、作業の際は一緒に主抵抗器の碍子も磨いた記憶があります。

座席のモケットの色もブルーで再現。四十数年前にタイムスリップしたようです。

床は板張りで、冬期前に準備する作業がたくさんありました。側引戸(乗降用ドア)を半自動にする作業は時間がかかり、一箇所づつ座席をはぐり、ボルトを取付直し機械的に自動で開かないようにしました。現在のように、お客さまがボタンで開け閉め…今考えれば全く夢のようです。

TOMYTEC からは、HOスケール(1/80)でも70系は販売されました。お値段はNゲージの何倍もしますが…

余裕があれば、いつか手に入れたいと思います。なつかしい70系を紹介いたしました。(‘ω’)ノ