セッティングに伺いました!! Ⅱ

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🌳『癒される音で音楽を楽しみたい!!』🌳

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を、ご希望されるMockのお客さま!! Hさまから
「もう一度再生だぁ!! 『FE206E+BK20』」
で、紹介いたしましたシステムのご注文を頂戴いたしました。
一昨日、無事に納品とセッティングが終了いたしましたので、少し紹介させて頂きます。m(__)m

【令和五年六月二日(金曜日)☂

午後からHさまの別荘へGo 👍
無事に打ち合わせた時刻のちょうどに別荘へ到着!!
Hさまのリスニングルームには、店主も大好きなビー・ジーズがB&W 606から流れておりました。
変わらない絶景に心が癒されまする。
ただ、少し音がLchに偏り高域がキンキン気味に… (-_-;)
球アンプとDVDプレーヤーのコンセント位置を変更して音源確保は完了です。
mockupFE206E+BK20
窓の外は🌸の時期から
mockupFE206E+BK20
新緑の季節へ変わっています。
mockupFE206E+BK20
さぁ~セッティング開始です!!
mockupFE206E+BK20
Hさまと打ち合わせてB&W 606の設置場所も考慮して、バックロードホーンの位置を慎重に決定!!
今回、ひとつの賭けでしたがBK20を片側で八個のヒバキューブで支持することにしました。
mockupFE206E+BK20
Mock店舗より、はるかにHさまのリスニングルームが広いからです。
スピーカーケーブルをB&W 606から、BK20につなぎ変えて試聴開始ですが…
mockupFE206E+BK20
Hさまは勉強熱心で、スピーカーケーブルの先端が酸化しないよう圧着式のYラグに変更されていました。
BK20のスピーカー端子は、プッシュ式なので入りません。
CANAREの4S6スピーカーケーブルの準備から開始っす!! (;´∀`)
mockupFE206E+BK20
さ~ぁ!! スピーカーケーブルの端末処理が終了 👐
少し店主が気になった点は(@_@)
Rchスピーカー前の障子を全て取外し
mockupFE206E+BK20
障子前にぶら下げてあった飾り物は右側の壁に移動です。
mockupFE206E+BK20
試聴開始♬ 開始 👐
ソフトは、Hさまご希望の「りゅーとぴあ」の「パイプオルガン」から!!
mockupFE206E+BK20
狙いどおり、狭いMock店舗と異なりパイプオルガンが朗々と響き渡ります。
ヒバキューブを八個で受けたことは正解でした。
壮大な鳴り方です!!

ロードもまったく鳴きませんし、まったくビビりません!! 

汗をかいたMockでのスパイク受と吸音材調整は、一体なんだったのでしょうか…(;´∀`)
mockupFE206E+BK20
店主このパイプオルガンの試聴により、システムのある「問題点」に気づきました。
この問題点については、のちほどHさまにお伝えして改善します。
こうなれば、ソフトを変えて試聴あるのみ!!
オケもスケールが半端なく、すばらしいcー
和室で聴く場合、LDKとを仕切る障子を閉め切っても音は変わりました。
上の写真は、スピーカーを背にしてLDK側を写したところです。
下の写真手前がLDKで、中央の和室が床の間を入れて約十四畳、そしてバックロードホーンを設置したカーペットの部屋が八畳ほどでしょうか…(;´∀`)
しかし、Hさまのリスニングルームは広い!!
mockupFE206E+BK20
試聴位置も段々と奥へ移ります。和室からLDKのソファー席へ!!
mockupFE206E+BK20
そして花房先生のピアノ🎹も
mockupFE206E+BK20
「ピアノも良いね!!」とHさま 👐
続いて、Hさまがご希望されたのは通称「森」でした。

Cross Talk 「白い森の音楽祭」!!

mockupFE206E+BK20
はい!! ここで店主がHさまに、ひとつの提案を 👐

「RCAケーブルを替えてみませんか!!」

CANAREからオーディオテクニカへ、そしてMITに交換しながら
Cross Talk七曲目を何度か♪
mockupFE206E+BK20
RCAケーブルをテクニカに交換した時点で…

「Mockで聴いた演奏と同じだ!!」

と、Hさま。
実は店主、最初のパイプオルガンの音をを聴いた時にザラツキを感じていました。
たぶん、スピーカーシステムがRCAケーブルの粗(あら)を出したのでしょう。
RCAケーブルをテクニカからMITに変更すると、楽器が更に生の演奏のようになるではありませんか。
MITのRCAケーブルに軍配が上がりました。
とうとう、HさまはLDKのソファーに座り、目の前のイスまで移動をしたほどです!! (;´∀`)
mockupFE206E+BK20
そろそろ、今回のFE206E+BK20システムのセッティングについて、まとめたいと思います。
最終的にHさまのシステムは、6BQ5のシングルアンプとSONYの軽量DVDレコーダーMITのRCAケーブルで接続しました。
下の写真右側、木製テーブルに載せてある左側の二台。左がDVDプレーヤーで、右が6BQ5のシングルアンプです。
システムはこれだけですが、DVDプレーヤーと球アンプはヒバキューブで支持済み。
テーブル上のMarantzのアンプは、今回まったく使っていません。
mockupFE206E+BK20
皆さまどのような、音を、鳴り方を、想像されましたでしょうか。
Hさまは最後のリスニングポジション、LDKソファー席からの試聴で
「異次元の空間」
と、おっしゃれました。
窓の外に拡がるロケーションとバックロードホーンの存在で感じたそうです。
実は店主も同じ言葉を発していました。ソファー席で聴く音楽は

「異次元の空間」

なぜか?!
店主が着座しているLDKは「ホール」であり、奥の和室~カーペット部屋が「ステージ」になっていたからです。
山中に居ながら目の前の、障子の奥は、音楽家が演奏する「ステージ」になっていた…(;´∀`)
まったく写真のとおりです!!
和室から奥は

「異次元の空間(ステージ)

なのです!!
mockupFE206E+BK20
たぶん、この記事をお読みの皆さまは、「うそだろう」とか「ライブ録音を聴いたから」と、感じられたと思います。実はこの夜、息子にこの感動を伝えたら「ああ、ただ響きの良いライブ感の音だろう」とも言われました。

ところが、まったく違うのです!! 

Hさま宅から帰る直前、MITのRCAケーブルの方向性が逆接続になっていることに気づきました。
この時、既に気力と体力が限界の店主。Hさまに接続の手直しをお願いし、最後にビー・ジーズのCDを、DVDプレーヤーに入れて聴いた時です。
流れたのは(たぶん)

『マサチューセッツ』

それは「厚い」、「厚い」、ボーカルを聴くことができました。

本物でした。このセッティングは!!

ライブ録音でも、スタジオ録音でも、何でも鳴らし切るシステムとなったのです。
振り返ると、やはりHさまのリスニング・ルームの構成が良かったのでしょう。
第一点、スピーカーシステムを設置する専用の空間が確保できたこと。
スピーカー後方はガラスサッシの反射も生かせました。
mockupFE206E+BK20
第二点、スピーカーシステムを響かせる和室の空間が前面に確保できていること。
畳敷きは適度な吸音効果もありますし、何よりこの和室の天井が非常に高い。
写真撮影を忘れましたが、この和室の天井は単なる板張りではなく、板張りの上に木の皮?か草木で編んだような装飾が一面にありました。
この和室には、音を乱反射させる要因がまったく無かったのです。
いつもの店主であれば、写真右側に見える座布団は片付けたいところですが、その気も起きませんでした。
一見するとスピーカーの間隔が広く、センター抜けしているような音に感じるかも知れませんが、音像は中央に「ピタッ」と定位します。
mockupFE206E+BK20
高能率のバックロードホーンには小出力の6BQ5アンプと相性は抜群でした。
ソフトにもよりましたが、LDKで聴いても球アンプのボリューム位置は九時で十分です。

『スピーカーユニットの「前後」から発生した空気振動が、「空間の制限」なしで「自由」に「前後均等」に放射されると、その「空気振動」が私たちの「鼓膜」と「身体」を「正確に振動」させた。』

Hさまの広いリスニングルームで、バックロードホーンを鳴らしきった結果を店主なりに考えた「へ」理屈です。
Mockで、あれだけ苦しんで鳴らした「マイスター・ミュージック」の「チェロ四重奏」も、難なく鳴ったのですから (/・ω・)/
mockupFE206E+BK20
日本の住宅事情と半導体の更なる小型化により、オーディオ装置は極小化されました。
残念なことに、スピーカーシステムも小型化が進み、エンクロージャーもバスレフが主流となり小口径のスピーカーユニットがもてはやされています。
今回、Hさまのリスニングルームで聴いた「フルレンジ一発のバックロードホーンシステム」は、本来のスピーカーシステムを鳴らす「原則」を再確認させて頂きました。
残念ながらMockも含め、ごちゃごちゃした部屋空間では、良質な「音(音楽)」は楽しめません。
音の不満をオーディオ装置に責任転換する前に、先ずはリスニングルームの整理整頓に努め、スピーカーシステムを鳴らす「音の空間」を確保することが一番重要だと強く感じた店主です…。

皆さーん!! 部屋で鳴らされているのが「オーディオ装置」ですよ!!

今日は、ここまで!!
最後までお付き合いありがとうございました。m(__)m
mockupFE206E+BK20
Hさま!! 美味しいコーヒーとお餅、ごちそうさまでした。心より感謝申し上げます。
すばらしい環境の中で、ゆっくりと心地良い音楽をお楽しみ下さい!!
ありがとうございました!! m(__)m
mockupFE206E+BK20
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