ＬＳＡ ＶＳ－９ＡＭ
このＶＳ－９ＡＭの紹介、実は二回目だと思ったのですが…
実は、はぢめてだったのです!!
№５８(２０２１年８月４日付)で紹介したのは (゜o゜)
ＶＳ－９ＡＳだったのです!!
ＶＳ－９ＡＳと今回紹介するＶＳ－９ＡＭはどこが違うか。
店主も、まったく分かりま千円 (/・ω・)/
まっ!! イイカ!!くコ:彡
今回の試聴機器は前回のＰＩＯＮＥＥＲキットと全く変わりありません。
アンプはアドバンス２Ａ３のシングルに電源ケーブルはＡＥＴを使い、ＣＤＰはいつものＡＨ!でアドバンスとはＩＳＯＤＡのＲＣＡケーブルで接続してありんす。👐
最初は、どのソフトを聴いても酷い音で、音がまとまらず聴けたものではなかった。
きっと、数十年鳴らされていなかったのでしょう。
ただ、ユーミンの曲をビバルディの四季とミックスしたＣＤソフトの「弦」は、雰囲気が良かったので試聴は続けました。
試聴二日目、ウーハー？低域用ユニットに直接、耳を当てて聴いた時にひらめきました。💡
エンクロージャーを逆さまにして低域用ユニットだけで聴いた音を思い出したのです。
もしかしたら、ウーハーのセンターキャップの振動で付帯音が発生しているの鴨🐤と。
店主の耳と直感です。気付けば、即実行!!
低域用ユニットのセンターキャップの防振のため、クッションテープを正方形にカットし直接センターキャップに貼り付けました。
この方法は、ダブルコーン(フルレンジユニット)の高域で発生するピークをコントロールする方法として、フルレンジユニットを設計された方のブログで読んだことがあったからです。
この時は小さく切った隙間テープをダブルコーンの脇に貼っていたかな…。
音出しをして『ビックリ』です!!
いゃーあ!! ヨーロピアン・ジャズトリオのピアノ🎹がすばらしい!!
このソフト、いままで他のスピーカーシステムで聴いた時は、ピアノの解像度に不足を感じていましたが、このＶＳ－９ＡＭに不足はありません。とても美しく聴こえます。
ピアノといえば花房先生!!のホール録音👐
ＰＩＯＮＥＥＲキットと異なるのは、ピアノが響く範囲でした。
このＶＳ－９ＡＭはホール全体を表現するのではなく、ピアノが置かれているステージの隅から隅までまんべんなくピアノが響き渡るのです。
どちらかと言うと、ピアノ🎹の響き部分を凸ルーペで拡大している感じでした。
Ｃｒｏｓｓ Ｔａｌｋは、さらに強烈です!!
ちはるさんがピアノのペダルを踏む音まで聴こえ、清吾サックスはサックスに息を吹き込む音が妙に生々しく聴こえました。
気が付けば、アッテネーターで高域をかなり絞っていたので、高域レベルの不足を感じ、９時位置から１２時まで上げてみたところ…(@_@)
シンバルやピアノ🎹の繊細な演奏が現れ、さらにリアルな再生音となりました。
最後に、ひとつ紹介しておきたいパーツがありました。
バスレフダクトです。
ツィーターの取付金具をエンクロージャー内に落とした時、安易にバスレフダクトから手を入れようと思ったのですが、飾の金具を取り外したら!! (゜o゜)
手をいれるどころか、保護用の網は鳴き止めでしょうね、シッカリとホッチキスでエンクロジャーへ止められていました。
ダクトの網にビビり止めが必要なほど、吸音材とダクトで極低音を上手に聴かせるところはさすがです。
上部のバスレフダクト側には、補強材に吸音材が当たるよう低域ユニット用の壁があったのですが、パイプオルガンの低域と、チェロの胴に響く低音は、とてもリアルで、豊かに聴こえるのはなぜなのでしょうか？？？
なお、ネットワークをたどってみたら低域ユニットはスルー接続でした。
違うかな… (-_-;)
さぁ～まとめますね 👐
ＶＳ－９ＡＭは、クセが無く、透明感があり、音も出しゃばらず、ナチュラルな鳴り方でした。
ボーカルや楽器の解像度も高いのですが、あまりに素直過ぎる音なので、もう少し音に「深み」とか「太さ」が欲しいところ…かな…。
でも、こころらへんがコロンビアが目指した
『Ｌｉｖｅ Ｓｏｕｎｄ Ａｐｐｌｉｃａｔｉｏｎ』
なんでしょうね。
最後に、ここでひとつ訂正させてください。
「Ｍｏｃｋｕｐからの『おしらせ ８０』」で、アトミックのＨＴ－０２：ホーンツィーターを\７,０００とお伝えしましたが、\２,５００の誤りでした。すみません。m(__)m
今回は、ＬＳＡのＶＳ－９ＡＭを紹介いたしました。
と、ところが少し前、ＭｏｃｋｕｐにＥＶのネットワークＸ３６が入荷しています。
クロスオーバーが３,５００Ｈｚなので、ＶＳ－９ＡＭにも使えそうです。
もしかしたら、ＶＳ－９ＡＭの音は変わるのかな…。(;´∀｀)
チャレンジできたら「改造編」で紹介するかも知れません。
次回もお楽しみに!!
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