PIONEER S-99TWIN X
今回は、かなりの時間を試聴とセッティングに費やしました。。
正直、これほどまでにスピーカーシステムの支持方法やアンプによっても大きく鳴り方が変わるとは…。
それほどまで、99TX・バーチカルツインは奥が深いスピーカーシステムでした。
当初、試聴に使用したシステムを紹介します。
アンプは2A3シングルとCDはいつものAH!(ヒバキューブ支持)とケーブルはシルテック。
JAZZはもうひとつで、すばらしい演奏を聴かせてくれたのは
花房伸江さまのピアノ🎹 演奏です。
店主の好きな鳴り方だったのかもしれません。
ひとつ、紹介するのを忘れていました。セッティングは片Ch七個のヒバキューブで支持しました。
ここで、過日ご来店頂いたKさまの試聴記を紹介させて頂きます。
なお、試聴に使用したソフトはKさまの厳選されたソフトでした。
『…前略…
パイオニア99TWINXはなかなか良いスピーカーでした。
ただ、小音量では本領発揮しませんね。
大きなリビングで、音量上げて聞いて初めて実力出しそうです。
とはいえ、大きなスピーカーの余裕を感じました。
ピアノが痩せ細ることなく、高いところも突き刺さらず
ジャズもベースの音なんかは良かったと思います。
ロックもボーカルも悪くないし、ベースも良いのですが
ギターに元気がないですね。ドラムが少し弱いかな。
しかし、クラシックを聞く方にはオールマイティで良いと思います。
神経質にならなければ、これで終わりのスピーカーかもしれません。
ただ、ジャズ好きが、Exclusive避けてAltecやJBLに 来るのも、何となく分かる気がします。
パリッとしたスーツにネクタイきちっと締めてオールバックの
紳士が丁寧にジャズを引いている感じです。
ヨーロッパジャズなら良いのかな。
その代わりクラシックは、その折り目正しさが良い方に出ています 。
懐は深そうなので、もう少しじっくり付き合ってみたいですね
鳴らし方でまだまだ変わるかもしれないです。…後略…』
Kさま!! 試聴記ありがとうございました。
まさしく、クラシックは良いのですがジャズがとても良い子すぎて…
そこで、店主思い出しました。
オーディオの足跡さまの「99T」の説明書きには (゜o゜)
『…フローリングやカーペットなどの設置する床によって使い分けられるスパイクやフェルトが付属しています。…』
そうそう!! 99TXにもスパイクとフェルトが付属していました。👐
スパイクと言えば、B&W705を劇的に変えた!!
あの「スパイク」がMockupにはありました。
aetの「EVO-M632A」
※ 詳しくは『海外スピーカーを聴く №13Ⅲ』をご覧ください。
早速、スピーカースタンドの下から取り外します。
そして、99TXに装着しました。
真鍮製のスパイク受けを使い、フィンランドバーチの合板で受けました。
ははははははははははははははははははははははははははははははぁ~
劇的に音変するでしょう!! ♩♪♬
はは…( ;∀;)
そう!! 高域の解像度?芯??が一気に全面に、そして低域が目いっぱい引っ込んだ。
そうそう!! 高域の伸びでホール音はスピーカー間に奥深く響く…音に ( ;∀;)
99TXをヒバキューブで受けた音と、aetの「EVO-M632A」で受けた音の対象的なこと。
う~ん!! (-_-)
困りましたね。
そして、すでに面倒くさいことが大嫌いな店主の年齢。。。
考えられることは、少し危険ですが「ひとつ」だけ!!
これだぁー (@_@)
ヒバキューブにスパイクで何ヵ所か穴を開けてしましたが、何とかセッティング終了!!
ヒバキューブ+真鍮製スパイク受け+EVO-M632A+99TX
aetの「EVO-M632A」は、ツィーター振動板のセラミックグラファイトで輝く高域を
ヒバキューブは、締まっていながら豊かな低域をそれぞれ演出したようです。
良いとこ取りのセッティングでしょうか。
ジャズも立体的な鳴り方に!!
が、しかし、ここで、玉たま試聴した息子からポツリと一言…
『高級な音だけど、ハイエンドぢゃあない。』
『2A3の音だね。』
(/・ω・) … … …
本日は、アンプをK.A Labの300Bに
K.A Labの300Bに交換して試聴開始です。
直ぐに気づいたのは、音のふくよかさでしょう。
これは、ダイオードと整流管の違いでしょうか、音に厚みが増しました。
2A3シングルは300Bと比較すると、音の余韻が早めに消えていたような気がします。
アッサリ系なのでしょうか。
S-99TWINXをまとめます。
ヒバキューブのみでのセッティングは、Kさまの試聴そのものでした。
クラシックはグンバツで、ピアノの響きはすんばらしい限りです。
店主、ヒバキューブだけのセッティングが一番好き鴨🐤しれません。
最終のセッティングは、いかにもPIONEERの鳴り方になったようです。
最後に繰り返しますが、スピーカーシステムのセッティングでこれほどまでに
鳴り方が変わるのはS-99TWINXの懐の深さでしょう。
自分好みの音が作れるからです。
でも、きっと、最後に闘うのは、自らの飽き性と、浮気心かもしれません。
PIONEERの自信作で名作でしょう!!
Kさま!! ご来店ありがとうございました。また、お待ちしております!!
※ お客さまから、DCDー1650ARでもヒバキューブ(四個)支持で音が激変した連絡が入りました。
※ ヒバキューブの在庫が少なくなりました。お買い求めはお早めに!! 再入荷は不明です。