ビィンティージ国産スピーカーを聴く № 87

TECHNICS  SB-700

mockuptechnicssb-700

今回は、久しぶりにテクニクスのスピーカーシステムを紹介いたします。
店の奥で次回に紹介するスピーカーを物色していたら…
SB-500の下から

『俺はここにいるぞ!!』

と、申されるので 👐
mockuptechnicssb-700
「それにしても、汚ねぇスピーカーだねぇ!!」
と、言われそうですが…サランネットを外せば (@_@)
mockuptechnicssb-700
まだ、まだ、非常に良い状態だと思います。
なんせ、半世紀以上前のスピーカーシステムですよ 👐
3ウェイ5スピーカー!!
セッティングは、ノリタケのスピーカーベースの四隅にヒバキューブを挟んであります。
mockuptechnicssb-700
試聴システムは、AH!のCDにアンプは300Bの「HYUGER」をおごり、CANAREの赤白ケーブルで接続、アンプの電源ケーブルは「チクマ」を使用してあります。
実は、先回紹介した「SONICS   AS-234」を300Bで鳴らすとどうなるかを試しておりました。
報告できるようであれば、別途紹介いたしまする。
先ず聴いたソフトは!! テクニクスと言えばクラシック♫♬♩
マイスター・ミュージック!!
mockuptechnicssb-700
アンプを温めていなかったので、SB-700はひゃんで音で鳴り始めたのです…。
mockuptechnicssb-700
ひととおり聴きました。
ひどい音でしたが、途中に店主はシッカリとうたた寝を。(ノ^^)ノ
試聴結果はCANAREの方向性が合っていないことが、分かりました。
mockuptechnicssb-700
何度も申し上げますが、このケーブルには方向性があり、逆接続では高域が耳に付きますから
「必ず、しばらく聴いて」確かめて下さいね。
「HYUGER」は力があるので、左右のボリュームは音の出るギリギリのところで調整します。
CANAREケーブルの接続を逆にして、最初に聴いたソフトはビルエバンス!!
mockuptechnicssb-700
どの楽器も細かい表現であり、録音されている音を質高く再現してくれます。
九回の裏に逆転ホームランですね 👐
続いては、やはりボーカルを!!
mockuptechnicssb-700
noonのボーカルは
「もう最高っす!!」
ただし、SONYのA3BやJBLのJ216とは少し異なるのです。
信じられないでしょうけど、音像が中央に小さく「ぎゅっと」まとまり…
そう!! まるでフルレンジを聴いているように聴こえるのでっす!!
mockuptechnicssb-700
30センチウーハーの上には、アルミ合金のドームスコーカーが二台!!
mockuptechnicssb-700
そして、その上には同じくアルミ合金振動板のツィーターが二台!!
mockuptechnicssb-700
信じる、信じないは別として、さすがは「1970年代初頭の松下電器」の技術ですね。
ツィーターは並列接続で、スコーカーは直列接続のようです。
mockuptechnicssb-700
mockuptechnicssb-700
最後に聴いたのはCross Talk 👍
mockuptechnicssb-700
七曲目の「追憶のテーマ」から!!
やはり、noonのように音像は小さく、清吾サックス&ちはるピアノが木の響きの中で演奏していました。
そろそろ、SB-700をまとめます。
mockuptechnicssb-700
見た目と異なる鳴り方で、本当に店主はびっくりしました!!
五十年前のスピーカーシステムが、現在でも十分に通用する 👍
これこそが

「ヴィンテージ国産スピーカーを聴く」

の目指すところであります。
音色に癖が無くナチュラルそのもので、ソフトの内容を「音」として、「音楽」として聴かせてくれる。
まさしく、今は亡き「新潟グランド劇場」で聴いた「あの音色」でした。
新旧のソフトにかかわらず、解像度高く鳴ってくれます!!
アンプが球からトランジスタに変わる頃のスピーカーシステムですから
球との相性は、もう超最高👍 でグンバツ !!でした (/・ω・)/
しばらく、店内で鳴らしますが、ご試聴はお早めに 👐
ご来店をお待ちしております。
mockuptechnicssb-700
次回もお楽しみに!!
mockuptechnicssb-700
お気軽にお問い合わせください !!

リユースオーディオ  モックアップ

〒950-0324
新潟市江南区酒屋町182-1

TEL: 025-385-6602

Email: info@mockup.jp

■営業時間 10:00~18:00

(毎週火曜日  13:00~18:00)