ビィンティージ国産スピーカーを聴く № 87 投稿日2023年2月12日2023年2月12日投稿者リユースオーディオ モックアップ TECHNICS SB-700 今回は、久しぶりにテクニクスのスピーカーシステムを紹介いたします。 店の奥で次回に紹介するスピーカーを物色していたら… SB-500の下から 『俺はここにいるぞ!!』 と、申されるので 👐 「それにしても、汚ねぇスピーカーだねぇ!!」 と、言われそうですが…サランネットを外せば (@_@) まだ、まだ、非常に良い状態だと思います。 なんせ、半世紀以上前のスピーカーシステムですよ 👐 3ウェイ5スピーカー!! セッティングは、ノリタケのスピーカーベースの四隅にヒバキューブを挟んであります。 試聴システムは、AH!のCDにアンプは300Bの「HYUGER」をおごり、CANAREの赤白ケーブルで接続、アンプの電源ケーブルは「チクマ」を使用してあります。 実は、先回紹介した「SONICS AS-234」を300Bで鳴らすとどうなるかを試しておりました。 報告できるようであれば、別途紹介いたしまする。 先ず聴いたソフトは!! テクニクスと言えばクラシック♫♬♩ マイスター・ミュージック!! アンプを温めていなかったので、SB-700はひゃんで音で鳴り始めたのです…。 ひととおり聴きました。 ひどい音でしたが、途中に店主はシッカリとうたた寝を。(ノ^^)ノ 試聴結果はCANAREの方向性が合っていないことが、分かりました。 何度も申し上げますが、このケーブルには方向性があり、逆接続では高域が耳に付きますから 「必ず、しばらく聴いて」確かめて下さいね。 「HYUGER」は力があるので、左右のボリュームは音の出るギリギリのところで調整します。 CANAREケーブルの接続を逆にして、最初に聴いたソフトはビルエバンス!! どの楽器も細かい表現であり、録音されている音を質高く再現してくれます。 九回の裏に逆転ホームランですね 👐 続いては、やはりボーカルを!! noonのボーカルは 「もう最高っす!!」 ただし、SONYのA3BやJBLのJ216とは少し異なるのです。 信じられないでしょうけど、音像が中央に小さく「ぎゅっと」まとまり… そう!! まるでフルレンジを聴いているように聴こえるのでっす!! 30センチウーハーの上には、アルミ合金のドームスコーカーが二台!! そして、その上には同じくアルミ合金振動板のツィーターが二台!! 信じる、信じないは別として、さすがは「1970年代初頭の松下電器」の技術ですね。 ツィーターは並列接続で、スコーカーは直列接続のようです。 最後に聴いたのはCross Talk 👍 七曲目の「追憶のテーマ」から!! やはり、noonのように音像は小さく、清吾サックス&ちはるピアノが木の響きの中で演奏していました。 そろそろ、SB-700をまとめます。 見た目と異なる鳴り方で、本当に店主はびっくりしました!! 五十年前のスピーカーシステムが、現在でも十分に通用する 👍 これこそが 「ヴィンテージ国産スピーカーを聴く」 の目指すところであります。 音色に癖が無くナチュラルそのもので、ソフトの内容を「音」として、「音楽」として聴かせてくれる。 まさしく、今は亡き「新潟グランド劇場」で聴いた「あの音色」でした。 新旧のソフトにかかわらず、解像度高く鳴ってくれます!! アンプが球からトランジスタに変わる頃のスピーカーシステムですから 球との相性は、もう超最高👍 でグンバツ !!でした (/・ω・)/ しばらく、店内で鳴らしますが、ご試聴はお早めに 👐 ご来店をお待ちしております。 次回もお楽しみに!! お気軽にお問い合わせください !! リユースオーディオ モックアップ 〒950-0324 新潟市江南区酒屋町182-1 TEL: 025-385-6602 Email: info@mockup.jp ■営業時間 10:00~18:00 (毎週火曜日 13:00~18:00)