ビィンティージ国産スピーカーを聴く № 81

SANSUI  SP-XⅠ

はい!! お待たせいたしました 👐
半世紀以上前のスピーカーシステムの紹介っす!!
先ずは、試聴機器を紹介しましょう~
6BQ5のシングルとAH!のCDプレーヤーでPAX-A25と変更はありません。

はは!! “(-“”-)”

遠い昔に自宅で聴いた音でした。
もぉあ~とした再生音で全く予定どおりです。

当然ですが、七宝格子は取外して試聴しました。
七宝格子は、もっと厚いものと思っていましたが、とても薄くてビックリっす ( ;∀;)
決して音質的に七宝格子は、プラスにはなりません。単なるミバでしょう 👐

何を聴いても「球」では物足りない…
そして、問題が一つ!! Lchの音がエコーのように少し遅れて聴こえるのです。
ボーカルも中々センターに来てくれません (-_-;)

と、思いながら、シッカリとうたた寝していのは店主です。笑
当初心配していたことが、現実となってきました。
両Ch共に「コーン紙」が「ほぼ動かない」ほど「布エッジ」が硬化していたことです。
問題のLchは、大きくエッジがヨレていました。
こちらは、Rchのウーハーっす!!
「オーディオの足跡」さまによれば、エッジの表裏にダンプ剤が塗布してあるそうな (-_-;)
ビスコロイドが硬化したのかな…
ここでお客さまが、ご来店…アンプを球から創造科学のデジタルアンプに交換!!

予想通り「もぉあ~」とした再生音が、少しシャキっとしてきました。
この時、店主は良好なRchの前に座っていたので、まだステレオ状態で聴いていません。
続いて店主が変な、ある仮説を立てて更にアンプを交換!!

アンプの「出力トランスの有無」で鳴るスピーカーと、鳴らないスピーカーがあるという、へんな仮説っす。
OTLアンプへ交換したのです!!
まぁ~確かに6BQ5シングルより、音はハッキリしました。聴ける、聴ける 👐

でも、この時もまだRchの前側に座っていました。店主は!
お客さまがお帰りになって、中央の試聴席に座ってnoonを聴くと明らかにRchに
ボーカルが寄っています。
エッジがヨレているウーハーの響きが弱い!?!?!?!?!?!!
スピーカーを左右に振り替えたところ、現象が入れ替わったので、明らかにRch(旧Lch)に
問題がありそうです…(-_-)
はい…エッジの軟化剤をエッジの表側だけ使用してみました。

Lch(旧Rch)にも、かぁるく塗布!!

これで、遅くなり昨日は投稿が出来ませんでした。
ヨーロピアン・ジャズ・トリオでは、問題は無いようだったので、翌日へ持ち越しです。

本日、午前中からデジタルアンプで試聴を開始!!

ん~~

やっぱり、よれたエッジのウーハーは音の響きが弱い(こもりがち)…な 感じ (-_-;)
最後に三栄無線のMOS-Fでも鳴らしましたが、現象は全く変わらず
逆にウーハーの音圧差を更に強く感じて…。
ただ、アンプの相性はMOSが一番でしたからお伝えします。
今回は、ここまでっす!!
ウーハーのコーン紙を上部だけを押すと、ボイスコイルが擦れる音が…。
ただ、コーン紙のセンター部を押してもコイルの擦れる音はしないのですが…。
そもそも、密閉エンクロージャーに吸音材タップリですから、ほとんどストロークしないウーハーです。
最後に「SP-XⅠ」をまとめます。
音色的には渋く、PAX-A25と真逆の鳴り方でした。
ただ、ガチガチの密閉エンクロージャーの選択は、五十年後にマイナスになったのかもしれません。
しかし、バッフルのウレタンは五十年を過ぎても劣化が見られないところは、さすが『SANSUI』です。
エンクロージャーもシッカリしていました。
PAX-A25を入れてみるのも、尾も白いかもしれませんね 👐
とにかく、「SP-XⅠ」は奥の二階へお片付け…
替わりに次回は、このスピーカーシステムを紹介しまシュ 🎾

次回も、お楽しみに!!

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