一番最初にエンクロージャーのリフォームへ着手したスピーカーの最終報告が、一番最後になりました。
これまで試聴を繰り返してきましたが、他のスピーカーユニットと同じく
改善を加えて、本日の最終試聴となったのです。
少し紹介しますね 👐
吸音材は、写真の上部分の天板裏を撤去して、本当にリアバッフルへ「ちょっとだけよ!! 」
に、しました。当初からしていた紙臭い音はまったく消えました。
スピーカーターミナルから音漏れを確認したので… “(-“”-)”
（これだけ、隙間が開いていれば音が漏れるわな…）
両チャン共にスピーカー端子を外して、ウッドパテで埋めました!!
乾燥後、ペーパーで平らにして再度塗装を実施 👍
最後にパッキンを入れて、スピーカー端子を取り付けました。
端子の取り付けが、少し曲がりましたが…“(-“”-)” ご愛敬～
それでは、試聴の開始です。
山本音響工芸のオーディオボード上に、ＫＲＹＮＡのスピーカースタンドを載せました。
ＰＥ－１０１と全く変わりありません。
試聴用の機器は、ＡＨ!のＣＤに球プリとケーブルはシルテックです。
三栄電波の２Ａ３は、アドバンスの２Ａ３へ交代させ、少しお休みです。
ただ、アドバンスの２Ａ３は、Ｌｃｈから「プツプツ」音が消えないので、前段二本を外し
ソケットをシッカリと清掃し、問題をクリアーしていました 👍
試聴に用いたソフトは、ＰＥ－１０１と同じ四枚です!!
先ずは、ヘレン・メレルさんから ♬
実は当初、この再生音をどのように表現するか困りました。
球が温まると同じくして、音のイメージが言葉になります。
「等身大の再生」でした。
１３ｃｍのフルレンジですが、ピアノは胴の響きがピアノそのものであり
ベースもトランペット、ドラムも実際の楽器の大きさで鳴るのです。
まさしく!! Ｌｉｖｅ会場で聴いている「等身大」のリアルさ、「生音」の再生でした。
続いて、天満さんです。
店主、とても不思議な感覚な陥りました。
いつも、目を閉じて試聴しますが、音を探しているうちに寝てしまったのでしょう
パイプオルガンとバイオリンを聴きながら、誰かと会場内で物のやり取りしている夢を見ました。
時間としては、ほんの三～四分の間だと思います。
目を閉じて聴いていると、演奏会場の三階席あたりで演奏を聴いている感覚…
そう、目を開けなくても、再生音だけで、演奏会場の空間を感じる!!!???
これまで、他のスピーカーでは、天満さんのバイオリン音が天井で左右に漂ったりしましたが
このＬＣ－２５Ｓは違いました。
天満さんのバイオリンは、ステージの左側にシッカリと定位し、ときおり空間に漂っただけです。
再生音は、ＯＮＫＹＯのＦＲＸ－２０をはるかに超えています!!
パイプオルガンは広大な会場内で具体的に、より現実的に鳴り響きました (@_@)
こうなれば、次はＣｒｏｓｓ Ｔａｌｋです。
いつもは、なぜか逆なのですが…“(-“”-)”
Ｃｒｏｓｓ Ｔａｌｋ→天満さん 今回は、天満さんが先でした ( ﾟДﾟ)
七曲目「追憶のテーマ」から聴きました。
あーら、不思議 👐
清吾サックスと、ちはるピアノが、「キッチリ」と中央に定位するではないですか (゜o゜)
いつもは、清吾サックスが左右から聴こえるのですが、全く中央からブレません。
「スペイン」では、演奏初めに入っているＬｉｖｅ会場での「人の話し声」が少し高めに聴こえて
清吾サックスの音も、ある一定の高さで聴こえることが分かりました。
サックスですから、上に向けて開口部があるわけですから、音は上に向かいますね。
何が言いたいかと申しますと、マイクで収録された情報をこのＬＣ－２５Ｓは全て開示するようです。
最後のケイコ・リーさんです。
八曲目「シェルブールの雨傘」から聴きますが、ボーカルがクロストークと同じく中央に定位。
ギターも自然な響きで、強調感は一切ありません。ナチュラルな再生の一言!!
九曲目「アプロ・ブルー」では、「スティーブ・ソーントン」が叩くトンガ？？の音が
会場側と思われる、Ｌｃｈに一瞬「響き」、会場の広さを感じました。
いつも、毎日？？聴いているソフトなのですが、エルシー電機のＬＣ－２５Ｓは
いとも簡単に、再生音を変えたのです。
いや、再生音を変えると言うよりも、再生する情報量を増やしたと言うべきでしょうか…。
システムで変わったのは、パワーアンプだけですから…
高域も自然な再生音です、ＰＥ－１０１特有のチタンの輝く音はありません。
低域は１３ｃｍですから足りないと思うでしょう。
録音されている低域は全て再生します。
「ズドン」と来る低域を聴かないと、物足りない方？
生楽器の低域を聴いたことのない方は、「そりゃ」足りないでしょうね 笑
エルシー電機／ＬＣ－２５Ｓをまとめます。
「もっと早く聴きたかった!!」
正直な今の気持ちです。
この、再生音を聴けば、これまでの「音の浮気」は、せずに済んだ気がします。
この、サイズで、この、再生音!!
さぞかし設計者は、開発までに苦労を重ねたと思わずにはいられません。
エルシー電機／ＬＣ－２５Ｓ
球との相性はバツグンでした。アドバンスのアンプで開発を進めたかと思うほどです。
このスピーカーユニットの音の良さは、エルシー電機のＨＰ「開発者プロフィール」を読んで頂くと
良く理解できると思います。
いやぁ～他のスピーカーシステムを聴けなくなくなってしまう…どうしよう (>_<)
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