と、突然ではございますが!!
昨日、大阪西の苦情さまよりメールが届きました 👐
実は、進捗状況のアナウンスを少し頂いていましたが…
も、もう、 店主はびっくりっすよっ!! (/・ω・)/
それでは、西苦情さま!! よろしくお願いいたします。
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【令和四年七月二日(土曜日)】
女王陛下の降臨
早くも真夏です。大阪では7月1日にクマゼミ初鳴きを聞きました 。
今では、これ以上の大型クルーズ客船も珍しくなくなりました。
昨 今の大型客船は、あまりにも上へ高くなってビルか高層マンション でも浮かべたような
見た目に品のない、成金みたいな船が増え過ぎた 気がします。
その意味で本船は、最後の「優美な巨船」 ではないでしょうか。
6月26日、QEⅡ専用の海が完成して進水式を迎えました。
今回も海面以外は全部マンション現場の廃材。
こういう時は、この 仕事やっててよかったと思います。
海は、水しぶきの綿を水溶き木工 ボンドで落ち着かせるので、びちょびちょになるうえ
「 なみいたくん」の継ぎ目をレジンでごまかすため、日光に晒して天日 干しは欠かせません。
天気が悪いと進まない作業ですが、カラ梅雨 のおかげで、ずいぶんはかどりました。
最上階特別スィートルームと、操舵室の屋根は色指定は白ですが、引 き締まった感じを狙って
グレーにしています。
塗装で苦労したのは小窓の塗り分け。
綿棒や面相筆やらいろいろ使 いましたが、最後はこの程度の出来に…。
後から思えば、もう少しやり ようがあったのでは、とも思うけど
現時点で、これが今の自分の実 力と思うしかありません。
デッキは、美肌客船Tinaちゃんと同様に、ウッド感を意識して
「ウッ ドブラウン」「タン」「ダークイエロー」の組み合わせと
ペーパー掛けで 微妙に「変化」と「ムラ」をつけました。
こちらは納得出来る仕上がりです。
デッキは、床のパーツと壁のパーツが完全に独立しているので、ほぼマ スキング要らず。
救命ボートも、器と蓋に分かれているので、雑にさ えやらなければ誰でもそれなりに
仕上げられる、良くできたキットで す。
特に、有名な船なので、模型も多く出回っていてネットには、数あまた の完成写真が
挙がっています。
どれも、ドンナモンジャイと言わんば かりの、スキのない作品ばかりで
我が女王陛下は明らかに見劣ります が、こういうツッコミどころのある
作品も一つぐらいあってもいい んじゃないかと。
よい!! よい!!
もっとも、キット自体が「昭和玉手箱」の本場酒屋町 産でない分
思いの込め方が少し足りなかったかもしれません。
今後は、乗客の安全のためデッキに柵を付けるとか、糸を張るとかし て
少しディテールアップを図ります。
船が大きいので、海造りでくり抜いたスタイロフォームも、大きくな りました。
もったいないからこれは、この夏から始める次の大作に 活用します。
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