TAMONって、こんな音?!? ③ (最終回)

暑くなった、新潟市江南区酒屋町です (-_-;)
「TAMONって、こんな音?!?」の最終回、試聴記となります。

mockupTAMONって、こんな音!?!

お昼近くから試聴を始めました。
試聴のシステムはAH!のCDと、三栄電波の2A3シングルと、いつもの球プリです。
聴いたソフトは四枚!!

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悩むのは、このTAMON/V-2000Xの音をどう表現するかでした。
これまで、何度も聴いていましたので、試聴記で使う言葉は決めていました。
「音楽に包み込まれるスピーカー」と。

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本日、V-2000Xの正面に対峙して思ったことは
「自然な鳴り方のスピーカー」でした。
「強調」や「味付け」とかは無縁で、非常にナチュラルな音です。
入力のソフトに対して自然体で鳴ってくれるのです。

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プレスフレームで、アイデンからの伝統のコーン紙を使い、ダブルコーン仕様。
そして、ポプュラーな布エッジを用いて、磁気部は防磁タイプ。
店主が外観から分かる情報はこれだけです。

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しかし、このオーソドックスなスピーカーユニットが、ソフトの情報を全て引き出してくれる。
不思議ですね 👐
特に、音場感がすばらしい!!
Cross Talk、ケイコ・リー、天満さんの三枚は全てライブ録音なので、演奏会場の響きはしっかりと再現してくれました。
特に、天満さんのパイプオルガンの再現は、素晴らしかった!!

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低い音のパイプからシッカリと低域が響くのが、まるで見えるようです。
Cross Talkの、ちはるピアノも間接的に鍵盤を叩き、直接的に弦をハンマーが叩く音が響きます。
また、清吾サックスも泣くのです…。店で聴いた、サックスの音を思い出しました。

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ケイコ・リーさんのライブで思い出した音は、ONKYOのFRX-20が再現したライブ会場の空気感。
少し重苦しいような空気感!! とても、似ていました。

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しかし、V-2000Xも完璧ではありません。

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高域は、20KHzとありますが、ツィーターほどの音圧はありません。
どうしても、ドラムのシンバルや、ギターの高音は音像が小さくなってしまいます。
ドラムがタンバリンを叩く大きさになってしまうと言えば、分かりやすいでしょうか。
でも、ボリュームを上げれば、音像はかなり大きくなりますからご安心を 👐

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ヘレン・メレルは、ボーカルに鳴き、トランペットに泣きます。
スタジオ録音だと思いますが「スタジオ録音だぁー!!」と開き直っているところは、とてもすばらしいです。

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三回に渡り、紹介させて頂きましたTAMON/V-2000Xのリフォーム

『TAMONって、こんな音?!?』

は、これで終わります。
リフォームで一番音に変化が出たのは、スピーカユニットをエンクロージャーに取り付ける際に入れた、パッキンではないかと思います。
テレビ接続用ケーブルにつないで鳴らした時に感じた、紙臭さが消えましたから。
素性の良い、フルレンジスピーカーシステムの臨場感は素晴らしいと思います。
ただ、音の「コク」とか「濃さ」を求められるのは、少し「酷」かもしれません。
今回、紹介したスピーカーシステムは、タモンが「気張って」作っていなから良いのでしょう。
きっと、自社にある製品を「自然体」で作った結果だと思います。

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