先回は、エンクロージャーからユニットを取り外すところまで紹介いたしました。
そしてユニットは、FE103Σでしたね 👐
今回は、ユニットの補修を試みます!!
先ずは、配線を切断しました。 (@_@)
ユニットをよく見ましょう~
しかし、本当にエッジはスッカスカっす (/・ω・)/
エッジを拡大すると、やる気が失せてしまうほど …
しかし、決めたからには、やるっきゃない 👍
先に布エッジへ水性ダンプ剤を塗ってしまうと、エッジが湿ってしまいコーン紙と接着できません。
やはり、コーン紙と布エッジの接着が先でしょう!!
コーン紙用の接着剤を段ボールの上に少量出して使います。
接着剤を爪楊枝で少量すくい取り、コーン紙と布エッジの間に入れてみました。
これが、なかなかムヅカシイ (ーー;)
爪楊枝では、少量しか入れられない?
入れると言うよりも、接着剤を爪楊枝で「なすり付ける」が表現としては、正解でしょうか。
円周全体に接着剤が塗れたら、下からコーン紙を持ち上げながら、布エッジと密着させます。
接着剤が、コーン紙表面に付着すると「テカる」と息子から聴いていたので、はみ出た部分は
早めに「綿棒」で拭きながら、除去しながら作業を進めました。
センターキャップに向かって、コーン紙の一部に切れた跡があるユニットは
比較的楽に接着ができましたが…
もう片側のユニットは、コーン紙を下から指で持ち上げると違和感が (゜o゜)
こちらのユニットのコーン紙には、円周上沿いにクラックのようなものが入っていました。
下から指で持ち上げても、コーン紙がクラックのところで「グニャ」っとするのです。
ここまでか…(>_<) とも、思いましたが…
とにかく、布エッジとコーン紙を密着させてから、コーン紙の表面及び裏側に補強を含めて
接着剤を塗りました。「テカってもしょうがない…」と
拡大すると、エッジのヨレが分かります。
この円周上のヨレは、製作時における歪みが原因かもしれません。
コーン紙のクラックも含めて…
また、エッジが完全にコーン紙と接着できない箇所には、追加で接着剤を入れて指で密着します。
店主、とにかく必死だったので、写真を撮る暇もあーりませんでした。
まぁ~ダメ元ですから…(ーー;)
なから、接着剤が乾いたら水性ダンプ剤を塗ります。
今回は水で薄めたダンプ剤を計四回筆で塗りました。
写真は三回塗布した翌朝、ダンプ剤が容器に余っていたので
「エイゃー」で塗った四回目のあとッす!!
ここで付け加えますが、店主、やみくもに接着したのではなく、コーン紙のセンターを押しながらボイスコイルのスレがないか確かめています。
また、頼りは高校生の頃にFE103のコーン紙を押した記憶でした。