PIONEER CS-880
たいへん、大変、お待たせいたしました!!
やっと、CS-880の実力を発揮させることが、可能となりました。
『Mockupからの「お知らせ27」』をHPに掲載したのが
五月五日🎏こどもの日でしたね。
「あーだ、こ~だ」をしながらも十日以上かかりました。
大型システムでもPIONEERだから簡単に鳴らせると…思い上がっていた店主がいたのです。
そんなに、甘くなかったのが現実でした ( ;∀;)
先ずシステムは、TEACのS-300EXTRAと変わらず、AH!のCDと三栄電波の2A3シングルアンプ、そして、いつもの球プリで試聴を開始しました。
当然、CS-880はヒバキューブで直に受けました。
うーん “(-“”-)”
低域から高域まで曇ったような「ひゃんで音!!」
こんなことは、にちじょうちゃめしごとですから、耐えて!! ひたすら聴くだけです。
しかし、低域は出ないし、高域も足りないし…
数日頑張りましたが、明らかにパワー不足と判断しパワーアンプの交代です。
大いに期待して、K.A Labの300Bの登場です。
CS-880のエージングも進み、少しは聴ける音になりましたが…
オモシロくない音 (>_<)
原因は、TEACのS-300EXTRAの逆バージョン!!
プリとパワー間をつなぐRCAケーブルの力量不足??と判断し
シルテックにバトンタッチ 👍
不思議です。S-300EXTRAでオモシロくなかった組み合わせが…
CS-880では解像度の向上につながりました。
また、この際にスピーカーの間隔も左右合わせて20cmほど拡げます。
アンプ交代からも、我慢を続け試聴を続けました。
300Bでは、低域もある程度出てきましたし、高域も出てきました。
ただし、高域はうるさくないのですが、少しクセを感じます…。
まだ、店主が納得する音ではありません。
この間、MockupでCS-880を試聴されたお客さま!! 大変、申し訳ありませんでした。
転機は『令和四年五月十四日(土曜日)』に、やってきました!!
スピーカースタンドをお探しに来店された、近隣のお客さまが試聴されて
「中低域が張ってるスピーカーですね」
の、ご感想を頂いたのです。ありがたい、ありがたい、お言葉でした。
=20cmウーハーしか鳴っていない=38cmウーハーが鳴っていない!!
確かにケイコ・リーさんのライブでは、あきらかに聴こえない不足している低域もありました。
※ Hさま!! 貴重な感想をありがとうございました。
アンプのパワー不足!? “(-“”-)”
PIONEERは球の相性がバツグン。
Mockupで38cmウーハーを駆動できそうなアンプは (゜o゜)
翌日の早朝!!
『ヒノオーディオのヒュウガしかないでしょう!!』
との、神の声? 心の声?が聴こえ、午前中から交換作業を開始しました。
最初に聴いたカーペンターズのドラム音に低域の違いを感じて (/・ω・)/
早速!! 試聴したのが「Cross Talk」の「白い森の音楽祭」でした。
「白い森の音楽祭」は、山形県東置賜郡高畠町の「ライブスペース ちゅうしん蔵」で録音されています。
まさに、木で内張されている「ちゅうしん蔵」の響き、そのものを感じるではありませんか ( ;∀;)
息子にはバカにされますが、店主は試聴時に目を閉じます。
アルバム各曲の録音レベルは異なりますが、目を閉じて聴くと不思議なことに清吾サックスの音像がとても小さいことに気付きました。
同じく、ちはるピアノも拡がりません。
店主、何が言いたいかと申しますと
CS-880は『マイクが収音した「音」や「響き」をそのまま再生』したのです。
楽器の直接音は小さく、左右に拡がるのは「ちゅうしん蔵」の木の響きそのものでした。
ボキャブラリーが少ないので、皆さまに上手く伝わりますでしょうか…
なお、目を閉じて音に集中すると、速攻で眠気に襲われました。
いつもの事ですが、今回は早かったし長かった 👐
ひと眠りした後で、響きと言えばこのソフト (@_@)
久しぶりに聴きました 天満さん 👍
ドキドキしながら聴きましたが、低域から高域まで不足することなく、欠けることなく
自然な音場が拡がります。特に天満さんのバイオリンが自然に響きます。
このバイオリンの響きは、ONKYOのFRX-20の再現と似ていました。
会場が持つ響きの中で、バイオリンとパイプオルガンが曲を演奏します。
まただ!! と思う時間もないほど、店主は夢の中へ…
寝ていたことに気付き、再試聴するも…
また、夢の中へ…
それほどまでに気持ちが良い鳴り方で、店主も試聴中の二度寝は初めてでした。
そろそろ、CS-880をまとめたいと思います。
先ずは、五十数年前にこのスピーカーシステムを開発した技術者の方々に敬意を表します。
自然な響きを3ウェイに求めたスピーカーシステムでした。
まるでフルレンジが鳴っているようであり、位相差の修整やフィルターの存在は微塵も感じません。
音を作っていない、このナチュラルな音作りはさすがPIONEERだと思います。
CS-880は高域に単品ユニットを用いた高品質なスピーカーシステムで、能率が高いと言ってもどんなアンプでも鳴るわけではありませんでした。
パワーは必要でしょうが、質が高い容量のあるパワーでなければ鳴らしきれないことが分かりました。
同じ300Bのアンプでも、ここまで鳴り方が異なると店主は前述しか言いようがありません。
アンプの持つ余裕なんでしょうね 👐 タムラのトランス…
別の表現でこのCS-880を表すと、スピーカーの存在を消してしまう鳴り方でしょうか。
そのかわり、簡単には鳴らせませんし、鳴ってくれません。
どうぞ、CS-880の試聴はMockupで!! 「ウトウト」されても結構です 笑
次回もお楽しみに!!
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