お宝のプラモデル 四式戦 疾風「1」

№535  お知らせのとおり、静岡ホビーの疾風を紹介する予定でしたが…謎が多くて…

mockup静岡ホビー1/72疾風

静岡ホビー  1/72  四式戦  疾風

皆さま、「静岡ホビー」をご存じですか??
店主も、長い間プラモデルを収集しましたが、はぢめて聞く模型会社です。
ためしに、「静岡ホビー」でググっても「静岡ホビーショー」しか出てきませんでした。
今回は、第一回目として「静岡ホビー㈱」を探してみたいと思います。
よろしければ、皆さまもお付き合い下さい。
静岡ホビーの情報が何も無い中で…
手がかりといえば、説明図に記載されていた住所です (゜o゜)

mockup静岡ホビー1/72疾風

この住所に「駿河区」を加えると、現行のフジミ模型の住所と一致しました。
フジミ模型と何らかの関係があるのでしょうか。
続いての手がかりは、静岡ホビーの「舵輪マーク」です。

mockup静岡ホビー1/72疾風

はて!?

どこかで見たようなマークです。

そう!!

形は異なりますが、フジミ模型の旧ロゴも「舵輪マーク」が使われていました。
もっと以前は、「Fujimi」の筆記体だけのようですが…。
息子の協力も得て、いろいろと調べるのですが決定的なものが出てきません。

mockup静岡ホビー1/72疾風

実はもうひとつ、分かっていることがあります。
この、静岡ホビーの1/72シリーズは、どうやらフジミ模型が「1/70ワンハンドレッドシリーズ」として販売されていた金型であることも分かっています。
以前に紹介した「スカイレーダー」も、きっと同じ1/70スケールシリーズでしょう。

mockup静岡ホビー1/72疾風

さて、ここまでの情報で考えられることは 👍
フジミ模型が設立時に、静岡ホビーと合併したこと。
会社の合併により、元々、静岡ホビーが持っていた1/70スケールの金型を使い
フジミ模型が「ワンハンドレッドシリーズ」として再販売をしたと…。

しかーし!!

ここで大きな矛盾が出ます (ーー;)
フジミ模型が100円で販売していたのに、静岡ホビーが200円で販売するでしょうか???
そう、スカイレーダーの値段も250円の時代でした!!

mockup静岡ホビー1/72疾風

また振り出しに戻ります ”(-“”-)”
ここで頼りになったのが、ウィキペディアでした。
「昭和のプラモデルメーカー」で発見したのです。
1979年(昭和五十四年)静岡ホビー」を👐
以前、タミヤの金型を使って「・ベンホビー」のブランドで販売されていたモデルもありましたね。

mockup静岡ホビー1/72疾風

推測の域を出られませんが、フジミ模型から金型と軒下を借りて、静岡ホビーとして独立された方がいたと考えるのが自然かもしれませんね。
フジミ模型が、第二のブランドを起こすことも考えられますが…。
今回は、プラモデルの紹介ではなく、四式戦 疾風「1」として謎のプラモデルメーカーを追いました。
続いての、四式戦 疾風「2」では、また面白い方向へ進むかも (/・ω・)/
次回もお楽しみに!!

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