ヴィンティージ国産スピーカーを聴く № 68-Ⅱ

TEAC   S-200

mockupTEACS-200

すみません…もう一回、S-200を続けます。
先回は、スタンドの天板にウレタンを置いてスピーカーを安定させました。

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店のシステムには、まだS-200を接続したままだったので、まだ何かやり残しているものがあるはずと…
…低域の締まりに満足していなかったからです。
ありました 👍
S-200は、小型エンクロジャーであるためバスレフダクトから、かなりの音圧が出ているはずです。
後方に置いてあるタンノイのバッフルにS-200のバスレフダクトからの低域を反射させれば、低域は締まり量感も増えると… 👐
オーディオボードごと、目測で少し後方へ下げました。
タンノイからの距離は、およそ28㎝になります。

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ここで、天満さんを試聴しました。

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低域の質感や量感は、かなり改善されたのですが…
またLchに寄ってしまうのと
パイプオルガンの低い音圧が高まる時には、低域がビビるのです。
もう一度、再調整のためスピーカーの位置をスケールで測り、各chの下げ幅を7㎝に合わせました。

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実は、Rch1㎝ほど下がり過ぎていたのです。
そして、ビビりの原因はRchスタンドのスパイク取付ナットを締めていなかったこと…
きっと、緩んでいたナットは振動でガタつき、低域ビビりになったのでしょう。
B&Wのセッティングで、学んだはずなのですが…(ーー;)
ちなみに、スピーカーケーブルもウレタンスポンジを挟んで浮かし、取り回しでも音に悪影響を及ぼさないように対策を施しました。

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さぁ~!!

これで、再セッティングは完了👍

試聴の開始っす (/・ω・)/

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試聴に使ったソフトは四枚!!

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天満さんが一番変わりました!!
これまでのセッティングでは、パイプオルガン・バイオリンともに天へ昇っていましたが、最終セッティングでは

「ホールの上に吊り下げられたマイクで録音された音」

に変わったのです。
低域はビビりませんし、天満さんのバイオリンも「ギシギシ・キーキー」とリアルに聴こえます。
クロストークケイコ・リーも、スピーカーから出てくる音は楽器とボーカルの「生音」です。
低域から高域まで量感・質感・臨場感は十分 !!
エッジ外周間で10.5㎝径のユニットが奏でる音とは信じられません (゜o゜)

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一番びっくりしたのは「ハープ」の低域でした!!
いままで聴いたどのスピーカーより「ハープが生々しく聴こえるのです。
低域から高域までのバランスがとても良いのでしょう!!
今回も、TEACS-200を紹介させて頂きました 👐

【注意】

絶対に中途半端なセッティングで、このスピーカーを評価しないで下さい!!

すごいパフォーマンスを発揮するスピーカーシステムですから 👍

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次回もお楽しみに♬
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