第九回目は引き続き、大阪西の苦情さまの「阪神プロジェクト」について紹介させて頂きます。
では、大阪西の苦情さま!! よろしくお願いいたします (゜o゜)
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だから阪神プロジェクトって何なの?
Xシリーズは、ソビエト連邦が成立まもない1920年代に国家事 業で大量生産された電車です。
広いソ連の各地に行き渡り多くの都市で使われた電車なので、どこ の都市の市電と特定するものではありません。
ですから配色はほとんどご自由にって感じです。
加えてこの、日本にもありそうなバランスの取れた上品なスタイル 。
どこの市電と特定しなくていいなら、じゃあ日本の「 どこかの街」の電車という体裁に仕立ててやれと思った訳です。
結局「どこかの街」は大阪に決定。そしていよいよこの訳のわか らんウクライナのモデルに挑む訳ですが…箱を開けた途端めまいがした。
一瞬、やめときゃよかったと思った 。ご覧ください。
このパーツの量!さらに各パーツの脇の「×4」だ の「×2」だのいう表記がお判り頂けるでしょうか?
同じパーツが それだけの数あるんです。もはや大キットの軍艦並みか、 それ以上です。
屋根と床板まで半分に分かれていて、よくまあ電車をここまでバラ バラに砕いたもんだと感心させられたます。
で、何やかやと悪戦苦闘の末、完成したのがこちらです。
これが 大阪市電の色ですが、出来じたいはイマイチですよね。
入口と客室を特急列車みたいに仕切る板は切り落とし、座席は尻の 痛そうな板張り対面1人掛けシートを手作りのフェルト張りロング シートに変えて出来の悪い吊り革を付けたら、内装も日本の市電ぽ くなりました。
これ大阪市電ですと言ったら、大概の人はそのよう に思うんじゃないかと。
製作中に思ったんです。これ、見れば見るほどロシアっぽくない 美しいスタイルだなと。
この上品なスタイルなら神戸風でもそれな りに似合うんでは?
製作途中なのに余計な邪念が湧き出してしまいました。
神戸やって みたいなぁ、今から神戸色に塗り替えるか?いやせっかく上がりか けた大阪をやめるのは惜しいし…よーし、もう1個買うてまえ!
という事で、すぐさま梅田のヨドバシに走り2個目を購入、これで この商品はヨドバシから消えました。
ロシア電車のウクライナ製モデルを大阪風と神戸風に仕立てて2両 並べる事になりました。
こうなるとペコペコの安っぽい飾り台に用 は無し、架線付きの線路もゼロから手作りです。
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