ヴィンティージ国産スピーカーを聴く № 65

PIONEER   S-701

mockupパイオニアS-701

今回は、ひとつ飛ばして№65を先に紹介したいと思います。
な、なんせ62才に27.5キロはは重すぎます (ーー;)
先行S-701で!!
FRX-20は№64でゆっくりと紹介しますね 👐

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さて、今回S-701を鳴らしたシステムは三栄電波の2A3シングルと

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球プリで、CDはAH!
ケーブルはシルテックとスーナーです。

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店主、どうしても大型3ウェイを見ると大きな音で鳴らしてしまいがちです。
いろいろ、ソフトを変えて聴きましたが全てが、いまいち…
リボンツィーターが50KHzまで伸びていますし、カーボンコーンも明るめのキャラですし…
どうしても、中高域ギラギラに聴こえてしまいます。

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うーん “(-“”-)”
店主の頭のなかに浮かぶのはやはり598の文字!!
どうせ、国産の3ウェイなんて、ギンギン・ギラギラで!! 夕日が沈みそうです…
新潟は冷え込んでくるし、店も寒いし、お腹もすくし。文句たらたらの店主でした。

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二日間、鳴らし続けたところS-701に少しつづ変化が現れました。
ギンギン・ギラギラが、キンキン・キラキラに変わったのです。
今回は、アンプ交換はせずに、終始、球押しとしました。
寒くて、おっくうで… (>_<)

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何とかS-701を鳴らし切ろうと、店内で夕食を取りながらCrossTalk「白い森の音楽祭」を聴いていた時です。いつも聴いている、CrossTalkの演奏ではありません。
理由は忘れましたが、ボリュームを逆に絞ったところ、いつも聴くCrossTalkの演奏となったのです。
はは(ーー;)  当然ながら店主はウトウトと (>_<)

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翌日、ケイコ・リーで再チャレンジです。

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ボリュームを上げずに聴くと、S-701は中域がとても厚いことに気づきました。
ボーカルがスピーカーの間に浮かび上がります。
そう、フルレンジスーパーツィーター&スーパーウーハー的な鳴り方。

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ボリュームを上げないで聴く、Jazzボーカルは最高です!!
フルレンジの足りない高域はリボンツィーターがさりげなくカバーし、フルレンジにもっと欲しい低域は、ウーハーが足してくれる。
そんな自然な鳴り方に店主は好感が持てました。
低域もゆったりと響く感じです。
解像度は高く、高低域が伸びているので古い録音も新しく聴こえます? “(-“”-)”?
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S-701では、スピーカーから音がはみ出したり、天満さんのバイオリンが天井に反射するとかの、臨場感は全てエンクロージャーの中で行われているようでした。
サイズを超えた、臨場感は全く感じません。
3ウェイネットワークの弊害でしょうか???

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まとめます。
あくまでも、2A3シングルでのドライブが前提です。
S-701はライブ録音よりも、かき回したスタジオ録音を得意するスピーカーと感じました。
スタヂオ録音は正確に、そして古い録音も新しく再生してくれます。特にエコーが美しい !!
今後、機会があれば半導体アンプにもチャレンジしたいと思います。
力で押し出すと音像が前にドーン!! と???  出る…かな…
重く大きなスピーカーですが、静かにひっそりとボーカルを聴くために鎮座させるのもありでしょう…ね👐
今回は、PIONEERのS-701を紹介いたしました。
店主、腹減った…(ーー;)

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次回もお楽しみに♬
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