【Mockupのシャッツグレーバー試聴記 Ⅴ】△

シャッツグレーバー録音の試聴記はこれで最後となります。

mockupシャッツグレーバー浅田真弥子

今回も浅田真弥子さんのピアノで、C.ドビュッシーの前奏曲 第一巻及び第二巻のライブ録音です。
金沢市アートホールでの録音は先回のリストの演奏と同じですが、こちらが最新のライブです 👐

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はは…スマホを持つ店主の手などが写り込んでいました…すみません。
再生するシステムはCDプレーヤーを変更してあります。
オーディオリファイメントから球のAH! へバトンタッチ ✋

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それは、AH!の下にも薄型制振ボードを敷いていたからです。
制振ボードから解き放たれたAH! の音は如何に !!!???
スピーカーは変わらず、AXIOM301システムを使用します。

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アンプは6BQ5のシングルと球プリにも変更はありません。

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既に、この浅田真弥子さんのドビュッシーは何回か聴いていましたが、今回は曲名を見ながら聴くこととしました。
不思議です。
浅田真弥子さんの演奏と曲名のイメージがピッタリと合うのです!!
二曲目の「帆(ベール)」は布が舞う姿が想像できましたし、三曲目の「野の風」もまさしく風が舞う姿そのものの演奏でした。
CDジャケットでは演奏者の浅田真弥子さんが、
ドビュッシーの前奏曲集について
「フランス音楽の象徴主義に位置する、ドビュッシーの円熟期に書かれた前奏曲は全部で24曲あり…」と解説されていました。
なるほど、フランス音楽の象徴主義ね 👐
とても不思議だったのは、第十七曲目の「ヒースの荒地」はそのままスターウォーズのメインテーマに入るのでは!!と思ったこと (゜o゜)
ジョン・ウィリアムズがパクったのかな… 笑
このように、浅田真弥子さんのドビュッシーは非常に奥深い演奏でした。
それにしても、AXIOM301システムは飽きませんね。

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ツィーターの位置が適切なのか、A.R.U.の威力が凄いのか!?
浅田真弥子さんのドビュッシーが低域から高域までフラットに聴こえます。

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また、AH! のCDプレーヤーの方がオーディオリファイメントより色付けが無く、より立体的に楽器を感じます。また、ふしぎとダブルコーンによる中低域のダボつきも感じません。
こうなると聴きたくなるのが 👍
Cross Talkの ライブ録音っす!!

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何度も使った言葉ですが「今まで聴いた中で一番良い!!」に、なりました。
清吾さんのサックスは存在感を示しながら自然に聴こえますし、ちはるさんのピアノが厚く太く聴こえました。
このシステムで聴いていると、清吾さんがサックスを少し引いた感じとハニカム顔、ちはるさんがニコニコしながら鍵盤を叩きながらも、清吾さんをのぞき込む顔も浮かぶのです。

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とても恥ずかしいことを書きます。
今回のシステムでは左右のスピーカー間の空白を感じないのです。
当然、店内における左右の響きの差は、パワーアンプのボリュームとAXIOM301の高域用アッテネーターで調整してあります…が… “(-“”-)”

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浅田真弥子さんのピアノ、Cross Talkの ライブ録音でも同じです。
念のため、もう一枚オケのCDでも聴き直しました。

スピーカー間にはコントラバスとティンパニー、そしてオーボエとクラリネットが定位します。
まさにスピーカーの存在を感じさせない…(-_-;)
もう少し、このシステムで試聴を続けたいと思います。

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あくまでも、店主のショボイ感想でした。
今回は、シャッツグレーバー録音の連載最後として浅田真弥子さんのピアノでドビュッシーの前奏曲集を紹介いたしました。

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