ＣＯＲＡＬ ＢＬ－３
今回は、コーラルのバックロードを聴くこととしました。
冒頭、お伝えしますが「ＢＬ－３」は非売品となります。すみません…
試聴システムは手を抜いて先回のまま…デジタル＆球プリで始めました。
最初のソフトはいつものケイコ・リーさま!!
ロクハン一発のバックロードシステム…
アンプが温まるまで軽く流しました。
ロクハン一発でこの音はまあまあかなと思いましたが、いまひとつ高域が伸びません!!
なにか足りない…正直、コーラルが言うのです…「球に替えろ!!」って…
ちょうど、所有者の息子が差し入れを持って来店。
ＢＬ－３の音を聴いて、「この高域が嫌いだな!! 球に替えれば」とコーラルと同じことを “(-“”-)”
音がスッキリとしないのは、息子と同じ印象なので (/・ω・)/
さっさと３００Ｂのシングルに交換しました。
球を温める間もなくして音出しすると (/・ω・)/
あの、清楚なＣＯＲＡＬの音が出現 !!
デジタルアンプの曖昧さが消えました。
カタログデータでの能率は９７㏈
球のシングルで十分、美しく鳴るのです。
ＣＯＲＡＬマニアの息子曰く、「ＢＬ－３のユニットはプレスフレームだけど、コーン紙はＢＡＴＡ－６の物を使っているようだ。」とのご教授。
確かにダブルコーンがＦＬＡＴ－６より長い感じがします 👐
ＢＡＴＡ－６は、なかなか国内で販売しなかったそうです…ね…
試聴ソフトをかえます👍
今井信子さんのヴィオラ!! やはり弦の音を聴きたいですね。
球が本格的に温まっていないので、音量を上げると歪み感を感じます。
聴き初めてしばらくすると「睡魔」が襲ってきました。
「や、ヤバイ!! これは寝てしまう (ーー;)」
試聴のはずの今井信子さんのヴィオラがＢＧＭになってしまう…
おそらく十五分近く夢の中でヴィオラとピアノを聴いていました (>_<)
まとめます!!
なんでもこなすスピーカーですが、このボックスの大きさで、パックロードホーンで、重量が８キロしかありません。
箱の組立もタッカーで止めてあるほど、軽量に作られています。
箱を叩けばポコポコと鳴りまっす!!
質の高い入力で、そこそこの音量で、鳴らせてあげれば楽器が甘美に答えるはず 👐
ヴィオラの直接音はユニット前面から、胴鳴りとホールの響きは下の開口部からと、実にシットリと聴かせてくれました。ただ、ホールでのピアノの鳴り方は独特感があります。切れのあるピアノの音とは少し異なりました。
能率が高く、自然な響きのスピーカーなので、広い部屋でパワーを入れずに聴くのも良いかと思います。
逆に、聴く側が前に出て正面から、質の高い音楽を堪能するのもありでしょう。
さすがＣＯＲＡＬです 👍
今回は、ＣＯＲＡＬのバックロードホーン、ＢＬ－３を紹介いたしました。
次回もお楽しみに♬
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