Technics SB-T10
リニアフェイズでトールボーイタイプのスピーカーシステムの紹介です。
いまで言うトールボーイですが、昔はタワータイプと呼ばれていたのでしょうか?
四十年前に、このスタイルのスピーカーを世に出していたTechnicsはすごいでっす!!
ウーハーは日焼けではなく、当初から白かったと思われますが、低域用というよりも、18cmのフルレンジではないかと店主は思うのです。
1980年代初期のスピーカーシステム、もしかしたら布エッジが硬化しているかもしれませんね
一見するとSB-7000のウーハーのようです (/・ω・)/
今回は、最初から店主のしょぼい感想をお伝えすることとします。
いつまでも聴いていたいスピーカーのひとつ (/・ω・)/
低域はエンクロージャーの大きさから想像するより、まったく低い方向は伸びていませんし、高域も少しハイ上がりな音色であることは否めません。
しかし、ウーハーとツィーターの音色が合っているので非常に中域を厚く感じます。
ウーハーはネットワークがスルーかもしれませんね。
なお、今回の試聴システムも球&球で先回と変更はありません。
低域の量感は抑えられていますが、解像度は十分にあります。
ビル・エバンスのLive感はとても心地よく感じました。
と、言うよりも、このCDのために開発されたスピーカーではないかと思うほどです。
ただ、Classicとなると低域の量感不足は残念に思います。
ハッキリ言って球でオケは不得意でした。
18cmのフルレンジ?にそこまでは求められないでしょうか…
しかーし!! そこはTechnicsですから 👍
パワーアンプをデジタルアンプに交換してみました。
おおおぅ!!
力でSB-T10を支配します。
SB-T10は音で答えました (゜o゜)
球との違いは、そう!! 一言で表すならばアンプの「ラウドネス スイッチ」を入れた感じでしょうか。
半導体アンプと相性が良いようです!! さらに張りと艶のある再生音に変わりました。
ただし、低域は思ったほどではありませんが、パワーを入れればオケも大丈夫v!!
SB-T10の出力音圧レベルは91㏈となっていますが、どうやらカタログデーター値よりもっと能率は低いようです。ソースによって異なりますが、球プリが9時、デジタルアンプは12時を過ぎまで回さないと思う音量が出てきません。球では鳴らし切れなかったのかもしれませんね。
まとめます!!
2ウェイですが、リニアフェイズで高低域の位相を合わせると、まるでフルレンジを聴いているようです。
このスピーカーシステムの良いところはアナログの音のように中域に音の濃さがあり聴きやすところでしょうか。
このため、1950~1960年代の古い録音のJazzやJazz vocalは得意です。
そして、何より聴いていて疲れません👍
今回のセッティングはノリタケのスピーカーベースにフィンランドバーチの合板とオンキョーのインシュレーターを重ねましたが、きっとベストでしょう。
今回はテクニクスのSB-T10を紹介いたしました。
やはり、テクニクスは奥が深いですね👐 また、紹介しまっす!!
次回もお楽しみに♬
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