VICTOR SX-300
さぁ~モックアップでは鬼門のVICTORですが、SX-300を紹介します。
少し前から「鳴らせよ」と言われていたので…SX-300に!!
試聴システムに変わりはありません。球&球のAH!コンビです👍
今回の試聴は加羽沢美濃さんの旭川ピアノライブから!! はじまり、はじまり (/・ω・)/
はは…
だめ、だめ!! SX-500Ⅱの平面的な鳴り方を思い出しました。
ただしSX-500Ⅱよりは、ま、まだ、ましな鳴り始めです。
「えーっと、どう攻略したんだっけ?」と “(-“”-)”
自分のブログを見たぐらいにして 笑
アンプの交代でっす!! OTLアンプにさっさと交換しました。
まだ、VICTORのプリメインアンプは二階から降ろしていません。
重くて “(-“”-)”…
ソフトも、さっさとケイコ・リーに交代です。
ケイコ・リーは、耳がまだS-101系 の音を覚えていたからです。
まだOTLアンプは温まっていませんが、300Bで出せなかった音の余韻や奥行感を感じました。
店主は曲を聴きながら頭の中では、S-101Casutum の鳴り方と比較しています (ーー;)
CDの再生中、スピーカーからパッツパッツ音が出て来ました。AH!のプレーヤーが原因でした。
明らかに使い過ぎなのでCDプレーヤーも交代👍
さぁ~試聴の再開です。
ケイコ・リーを聴いてる時は、まだSX-300の特長がつかめなかったので、ソフトも交代しました。
CrossTalkの「白い森の音楽祭」で聴き直しです。
まだ、店主の耳にCrossTalkの演奏も残っているから👍
あ、ああっ!!
分かりました。
思い出しました。
この表現をするスピーカーを (゜o゜)
VictorのSX-V05の鳴り方でした。 ※ ヴィンティージ国産スピーカーを聴く №37 参照
この時の感想は「…サックスの質感が今までのスピーカーと全く異なりました。木管楽器ですが、まさにその金属が輝く音が表れるのです。まさに【生演奏】を聴いているようでした。」とあります。
忘れていましたよ、清吾サックスの音を!!
そう、まさに金属部分が響き輝く音。料理で言えば「照り」とでも言えばよいでしょうか。
SX-V05だけが再現できた音です 👍
何曲かCrossTalkの「白い森の音楽祭」を聴いた後は、再度、ケイコ・リーに挑戦でっす!!
アコースティックギターの鳴り方がS-101系と異なりました。
そう、ギターの弦と胴鳴りの繊細な響き、まさにスピーカーの前でギターを弾いています。
また、眠りに誘われながら…最後に観客の拍手で (゜o゜)
ドッキリ !!
まとめます。
今まで拍手は一聴すると「ザー」とホールに響くパチパチの塊。聴いて直ぐに拍手だと分かります。
SX-300は拍手の表現がまったく異なりました。
拍手でも、大きい手、小さい手、大きい拍手、小さな拍手、そして拍手する席もタイミングもすべて違います。
しかしSX-300では、この異なる拍手が重ならず、「パチ」「パチ」と細かく立体的に聴こえるのです。
なんと!! 拍手の音で性別が分かるくらいでした (/・ω・)/
ここで、思い出したのが
His Master’s Voice
店主は「原音再生」と読み取りました。まさにSX-300の設計開発者が目指した音ではないでしょうか。
贅沢にオールアルニコユニットを用いて、密閉型エンクロージャーで、f特は46~30KHzを誇ります。
1990年代初頭でペア70,000円。小型ブックシェルフスピーカーとしては高価なスピーカーでした。
今まで聴いたスピーカーの中でも、各楽器の再現能力はトップクラスです。(拍手も含めて)
PIONEERのS-101系との違いは音楽の表現方法が違うだけで目指すところは一緒でしょう。両スピーカー共に大変な力作です。
SX-300は、狭い空間でも、ゆっくり、ゆったりと繊細な音楽に陶酔できるスピーカーです。ただし、アンプ選びには苦労するかもしれませんね。ただ、SX-300が最高の音楽を奏でたら、その夜は徹夜になるかも…👐
最後に、これだけは伝えたいと思います。同じメーカーでありながら、SX-300とSX-500シリーズは音楽の表現が異なります。目指した目標の相違でしょうか。ぜひ、聴き比べをお勧めします!!
次回もお楽しみに♬
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