ヴィンティージ国産スピーカーを聴く №51

PIONEER  S-101Custom

mockupパイオニオS-101カスタム

はい!! S-101の次は、S-101 Customを紹介します。
冒頭にお知らせしますが、今回紹介するS-101 Customの状態は悪くウレタンエッジが加水分解していたためラバーエッジに交換してあります。
尚、このS-101系のカーボングラファイトは、溶剤に侵されますからゴム系接着剤や消毒用の高濃度アルコールを絶対に付着させないように注意が必要です。
Rchはエッジ交換時、誤って接着剤が付着し表面に接着剤で溶けた跡が右端に残っています。

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さぁ~試聴開始でっす!!
システムはS-101と全く変わりありません。アンプはプリもメインも球&球を使用しました。
まず最初に聴いたのは 👐

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今井信子さんのビィオラ!! 弦の違いを確認しました。

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前作とは、まったく異なる鳴り方でした。弦はしっとりまでは行きませんでしたが、表現が数倍リアルとなりました。弦と弓の摩擦する音が感じられます。その証拠に、店主は直ぐ気持ち良くなり居眠りに入ってしまいましたから…。
ただ、ピアノの響きが少しギクシャクしましたが、考えてみればエッジ交換から全く鳴らし込みをしていません。原因はエッジ交換からのエージングが終わっていないこと??にしました。
次は、やはりこの方!!

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他のソフトもいろいろと聴きましたが、やはりケイコ・リーLIVEで判断したいと思います。

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やはり、S-101 Customケイコ・リーLIVEはすばらしい!!
S-101を超える表現力となりました。
小型ブックシェルフの再生する音ではありません。本日、一緒に試聴されたお客さまからは「フロアー型のスピーカーが鳴っているようだね!!」のお言葉を頂戴しました。
エージングも進み、低域はバスドラの「ズン」と重い音もシッカリと再生してくれます。
しかし、アホな店主は思いました。なぜ、このS-101 Customからこれだけの音が出てくるのかと…
LIVEで使われる楽器の種類は多くありませんが、ドラムピアノベース(コントラバス)パーカッションそしてケイコ・リーvocalですが、個々の楽器とvocalが混ざらないで、くっきり・ハッキリとリアルに聴こえるのです。低域だけを考えても、ベースドラムピアノはそれぞれ異なるのに、生の楽器のように個々に再生してくれるのです。ここまで、解像度が高いと逆に不思議になりますよね👐
何が言いたいか…それだけリアルな音なのです。18cmの2ウェイが (ーー;)
そう、先ほどのお客さまから言葉を引用させて頂くと「まるで、LIVE会場で聴いているようだ!!」に尽きると思います。抜群の解像度、そして奥行と広がりは聴き入ってしまいます。「レスポンスが高い」が正しい表現なのかもしれません。

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S-101に比べてS-101 Customの相違点は三点を発見しました。

Customはツィーターもミッドシップマウントとなり、フルミッドシップマウントへ。

Customはキャビネットの奥行が15mm長くなり、 カタログ値で低域の再生が40Hz~に。

Customの重量が2.6キロ軽量にあ。

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ショボイ店主が感じたことです。キャビネットの容量が増えて低域解像能力のアップと、キャビネットの重量が軽減され箱鳴りを活用できるようになったのでしょう。弦の再生能力向上もキャビネットの重量軽減と容量増そしてツィーターのミッドシップマウントが影響していると考えます。ただし、ネットワークへの変更の有無は不明です。
価格では一台3,000円のアップです。しかし、この音のリアル向上と低域再生の余裕増は価格を超えるものですし、このバージョンアップはPIONEERの設計開発者が前作の長短所を熟知しているからこそできた快挙とも言えるでしょう。

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端子もワンタッチから太いケーブルも使えそうな大型ターミナルに変更となっています。

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音があまりにリアルなので、LIVE録音をもう一枚!!
CrossTalk「白い森の音楽祭」を (/・ω・)/
久しぶりに聴きます(゜o゜)

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正直に言います。今までどのスピーカーで聴いたCrocsTalk「白い森の音楽祭」を超えるものでした。
特に「ちはるさん」の、ピアノの響く音が、拡がり方が、残響音が、全く異なっていました。
まさに「ちはるさん」が弾く生ピアノです。
もちろん「清吾さん」のサックスも、彼特有の輝きとくすみ?渋さ?が生でした。
最後は試聴していながらも眠る意識は無かったのですが意識は睡眠の入口へ導かれ、スピーカーの間、音像の中から数人が店主に向かって来て意識が戻りました (゜o゜)

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まとめます。S-101と比較すると高域の傾向は同じですが、先ほどお伝えしたとおりに低域再生能力の向上で、解像度は更に上がり音楽性までも表現できるスピーカーに変身したのです。
試聴に使用したシステムは、店で今まで使用してきた機器ですし、店内も大きくは変えていません。しいて言えば不要なオーディオを倉庫にしまって、少し空間が拡がったことでしょうか。
システムと店内環境でいくつかの変化はあると思いますが、今まで紹介した「ヴィンティージ国産スピーカーを聴く」の中でも、このS-101 Customはトップクラスのスピーカーだと思います。
幅310x高さ550x奥行350mmのサイズで、低域18cm・ドームツィーターの2ウェイスピーカー に一体何が起きたのでしょうか!?
小音量では高域が目立ってしまいますが、ある程度の音量になれば本領発揮です。球で鳴らすからでしょう40KHzまで再生するツィーターは、うるさくはありません。
最後にS-101 Customを紹介出来たことを誇りに思います。PIONEERの技術者・開発者に拍手を送りたいと思います。癖になるほどすばらしいスピーカーだぁー!!
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次回もお楽しみに♬
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