ヴィンティージ国産スピーカーを聴く №38

Victor  SX-F3

mockupビクターSX-F3

SX-V05に続いて、年代は少し前になりますが同じVictorSX-F3を紹介したいと思います。何といってもSX-F3の特長は、ウォルナットの無垢材でボックスが作られていることでしょう。とても、美しいスピーカーです。

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セッティングはSX-V05と全く変わらず、鳴らす機器も変わりありません。

最初に試聴したソフトは、オーボエとハープです。古いソフトでCDケースが壊れてました。

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店主、ハープは生の演奏を聴いたことがありますので、今でもしっかりと生楽器の鳴り方を覚えています。

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ハープの低域がほとんど聴こえません。左右の間隔をせばめても少し改善されるだけ。SX-F3は過去にも店で鳴らしましたが、完全には鳴らし切れていなかったと思います。SX-F3の特長として底板に金属製(おそらく)三本のスパイクを履いています。使用しているスピーカースタンドの天板は樹脂製なので、金属と樹脂では振動が合わなかったのでしょう。

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この状態で、インシュレーターを使えば、スピーカーの高さが上がるだけなので、ダイヤトーンのウッドブロックを外すことにしました。スピーカースタンドの高さを下げてから、スピーカーの下に置いたインシュレーターはフィンランドバーチの合板です。

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ここで聴きたくなったのは、やはりフジ子さんのオケ。

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オケはSX-V05より数段上の鳴り方でした。先ず、低域に余裕が出ましたし、弦の表現が生々しくなりました。縦方向の立体感が増すことにより、奥行も深く感じました。各楽器の鳴り方、響き方がハッキリと見えるのです。フジ子さんのピアノを弾いている位置もはっきり分かりました。SX-V05を聴いてからですが、おちおち目をつぶって聴いていられないほどに再生する情報量が増えたのです。理由はメーカーの違いでしょうか…

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SX-F3は、Classicの再生をイメージして作られたスピーカーかもしれません。そして、つぎに聴いたのは

Cross  Talk白い森の音楽祭」

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清吾さんのサックスがどのように鳴るのか、興味津々でした。半面、SX-V05よりきれいに鳴ったらどうしようかと思いましたが…

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サックスの響きは悪くないのですが、あの木管楽器特有の、響き、輝き、が出ないのです。何曲か聴きましたが、感動が伝わりません。つづいて!! ビルエバンスを (/・ω・)/

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ん~ピアノとベースとドラムに一体感がありません。ベースの響きはとても自然です。ここまで、書いていたら常連のお客さまが来店!! お客さまが購入されてジプシーギターを持参してくれました。

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ギター二本とベースの演奏は、明るくて、ノリもよく、なかなかグッドでした。

さぁ~そろそろ、まとめましょう。SX-F3はどちらかと言えば、弦楽器の再生を得意とするスピーカーです。今回は、300Bシングルで聴きましたが、同じVictor製のトランジスタアンプで再生すると、鳴り方も少し変わるかもしれません。

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ただし、高域に少し輝きがありますから、うるさくならないか心配です。SX-F3のスペックをボックスからどうぞ!!

SX-F3の鳴り方の特長は、ウォルナットの無垢材を使用したボックスの響き方だと思います。ボックスを持つと結構振動していますから、独特の表現になるのかもしれません。とにかく、オケはすばらしいスピーカーです。Victorマニアの方には、ぜひ聴いて頂きたいスピーカーです。

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今回は、VictorSX-F3を紹介いたしました。

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次回もお楽しみに♬
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