ヴィンティージ国産スピーカーを聴く №37

Victor  SX-V05

mockupVictorSX-V05

今回は、何から説明しましょうか…。店主、あまりの感動に声も出なくなりました。今、この投稿を作りながら、まだ興奮しています。この投稿は「Cross Talk」のお二人に捧げます!!

軽い気持ちで、Victorを紹介しようと思ったのですが…試聴用機器は今までと変わりありません。

mockupVictorSX-V05

ただ7PROと同じセッティングにSX-V05を「ポン」と置いただけ。ソフトはビルエバンス

mockupVictorSX-V05

7PR0より、高域が伸びており低域のコントラバスもちゃんと聴こえました。ん~Jazzを聴くなら少し根暗なKENWOODかな…と思っただけです。

mockupVictorSX-V05

ここしばらく、Cross talkの清吾サックス🎷にはまっていたので、ソフトを「白い森の音楽祭」に!!

mockupVictorSX-V05

最初のエバンスを聞いた印象より悪く、清吾さんのサックスが薄く拡がるだけ。また、始まりましたよ…何でだろう~と。

イスに着座して本腰を入れて聴いたところ、SX-V057PROより更に小型なので、ツィーターが耳の高さより少し下になりました。高域ユニットが耳と同じ高さでは、うるさく感じますよね。

単純にダイヤトーンのウッドブロックをスピーカースタンドの上に置いてみましたが、全体の響きが弱まりました。

mockupVictorSX-V05

ダイヤトーンのウッドブロックを取って、いつもどおりにオンキョーなどのインシュレーターを出し入れしても、全く改善しません…。“(-“”-)”

KENWOOD555以来、樹脂の天板との相性の良さは確認済みなので次の手を考えました (@_@)

mockupVictorSX-V05

高さが必要で、天板はそのままとなるとスピーカースタンドの下にダイヤトーンのウッドブロックを置くしかありません (/・ω・)/

mockupVictorSX-V05

定位が少し悪かったので、スピーカーの間隔をせばめました。

大きな変化でした。清吾さんのサックスが厚く朗々と鳴りはぢめます。ちはるさんのピアノも響きます。以前、紹介したとおり、このCDは山形県東置賜郡高畠町にある「ちゅうしん蔵」さんで録音されています。

mockupVictorSX-V05

SX-V05は、この一発ライブ録音を見事に再現しました。店主、今までこのソフトで、再生できていなかった音があったことに、とてもショックを受けました…ただ、ただ、現実でした…(>_<)

mockupVictorSX-V05

昨日、CDを聴いていてピアノのちはるさんに会いたくなった曲は、八曲目「Morning Mist」でしたね。ちはるさんの作曲で、高畑の葡萄畑の朝がイメージされているのかな…まさに、ちはるさんの思いが込められていた曲でした。いゃ~、そんなちはるさんの思いをSX-V05は全て表現してくれました。きっと、ちはるさんのソロピアノ演奏は、聴く方に優しさと、さわやかさと、安堵感を届けるでしょう。

感動は十から十一曲目の~Bonus Trak~に続きます。

Chick Corea【Spain】では、ピアノ、サックス、ギターが、それぞれ独立し立体的に聴こえます。ボキャブラリーの足りない店主です。音が重ならないと言えばよいでしょうか。つづく【Go Back】は清吾さんの作曲。ラスト、清吾さんが演奏しながら後ろにそっくり返ったのが分かりました。聴衆の掛け声が木の板張りの「ちゅうしん蔵」に響きます。サックスの質感が今までのスピーカーと全く異なりました。木管楽器ですが、まさにその金属が輝く音が表れるのです。まさに【生演奏】を聴いているようでした。

mockupVictorSX-V05

しかし、しかし、しかーし、このようにセッティングだけで変わるものなのか…やはりSX-V05の実力でしょうか…。

mockupVictorSX-V05

念のため、フジ子さんも聴きました。パワーアンプのボリュームは9時45分、プリアンプは9時の位置で再生しました。

解像度は「白い森の音楽祭」と変わりありません。生々しい各楽器の演奏です。ただ、12センチウーハーですから、重低音の音圧までは再現できません。しかし、コントラバスと打楽器はしっかりと聴こえました。やはり、ステージ展開がすばらしい!!

mockupVictorSX-V05

SX-V05のスペックを一部どうぞ(=゚ω゚)ノ

mockupVictorSX-V05

今回は、VictorSX-V05を紹介いたしました高域は50,000Hzまで再生可能です。CDソフトには20,000Hzまでの音源しか入っていません。KENWOOシリーズの30,000Hzより高い再生特性が解像度の違いを表すのか、エンクロージャーのチェリー無垢材で響きが良いのか…。はたまた、低域特性の違いか…ネットワークの違いか…どちらにしても、一聴の価値があります!! SX-V05👍

mockupVictorSX-V05

次回もお楽しみに♬
【白い森の音楽祭】絶賛発売中!! 通販もいたします👍
お気軽にお問い合わせください♬
リユースオーディオ  モックアップ

新潟市江南区酒屋町182-1
TEL:025-385-6602
Email:info@mockup.jp

■営業時間 10:00~18:00
■定休日 不定休