DENON SC-E737
DENONのスピーカーは初めての紹介となります。実は、三栄無線のSA-MOSで鳴らし切るスピーカーを探していました。店の奥へプラモデルを探しに行ったついでに、スピーカーも物色しました。DENONのEシリーズも、今まで鳴らし切れていなかったこともあり、このSC-737も「鳴らせ!!」とおっしゃっていたので(笑)
テクニクスのスピーカー櫓は地震が来ると危ないのでサッサと解体し、スリムなスタンドをTAOCKのオーディオボードの上にセッティングです。さぁ~アンプは三栄無線のSA-MOSとMOSのプリアンプSP-910A。CDはいつものMARANTZで。
最初に聴いたソフトはバイオリンとピアノのライブ録音 !!
磯 絵里子さんのアルバムです。
いつもはバイオリンの響きが少し、やかましく感じていたのでBGM用で流していました。最近になって、サッチモが歌った「この素晴らしき世界」が入っていることが分かり、16曲目を聴くようになりました。
まぁ~なんてことでしょう!! 音場感たっぷりでバイオリンの演奏が全くうるさく聴こえない。と、言うよりバイオリンを鳴らすためのシステムではないかと思うぐらいです。見事にDENONと三栄無線の音が合致した瞬間です。今後、ヨーロッパ系のスピーカーを鳴らす場合は、三栄無線のMOSアンプを使いたいと思います。
ウソのような音 (゜o゜) 何のために、LS-202やSB-660を苦労して鳴らして来たのかと思うぐらい!! あっさりとSC-E737は鳴りました。ただ…スタンドの上にスピーカーを置いただけ… (/・ω・)/
確かSC-E737のユニットは、デンマークのピアレス社の製造と聴いています。店主、質の高い中立的な音の印象を持っていますが、三栄無線の代表はこのバイオリンの音を再生するために、MOSアンプを作ったのかと思いました。それほど、濃厚だけど、うるさくなく、漂うなバイオリンの音色です。
この時点で、Pアンプのボリュームは12時。プリは9時。ここで、悪魔がささやきます。「Jazzも鳴らせよ!」と。
いゃ~無理でしょう (>_<) でも、鳴らしました。
同じ、ボリューム位置で、ケイコ・リーは俗に言う「蚊の鳴く」声。「ほーら、だから言ったでしょう。Jazzは無理だって」と、またささやく声がしてボリュームを上げました。プリを12時まで上げたところ、LS-202ばりの声で、解像度でケイコ・リーが歌うのです…(@_@) 少し表現が異なりますが、小音量はSB-660、大音量はLS-202のような小型スピーカーです!!!???
SC-E737は、1996年頃のスピーカーで二台で99,000円だったようです。ある意味、国産の小型スピーカーでは高額な部類でした。現在では、かなりお安く購入できると思います。もし、濃い目の音がするアンプをお持ちであれば、一度組み合わせて聴かれることをお勧めします。
ちなみに、リアダクトが見えましたから、バスレフ型のスピーカーです。
今回は、DENONのSC-E737を紹介いたしました。小型2ウェイも良いですね。独特な臨場感はたまりません!!
次回もお楽しみに♬
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